子どもの国からの挨拶
今江祥智
晶文社

大人の世界は小さいぞ。
子どもの夢はでっかいぞ!
へんてこりんこそ真実だ。
かつて子どもだったことを忘れてしまった大人たちのまじめなインチキを撃って、子どもの国へ不断の越境をつつける著者の気鋭の児童文学地図
1972年発売
ブックデザイン/宇野亜喜良
シルバー*ロマン
メアリー恋唄
丘けい子
みのり書房オリジナル・コミックス

メアリー・リードは実在の女海賊である
男装したメアリーは、誰にも正体を見抜けられぬほど命知らずの暴れ者だった
しかし、彼女の胸に燃える恋の炎はいつもメアリーの固い衣を燃えつくし、すべてを恋しい男の前にさらけだしてしまわずにいられない!
「愛だけが欲しいの!!」
不幸な生い立ちのメアリーのたったひとつの望みは、
男の真実だけだったのだが...
1976年発売
<巻末ふろく>主役でございます
恋のMG発売中
神保史郎 絵・水森亜土
秋元文庫

恋の特訓授業中、恋のDJ放送中
(緑の本を乙女は恥じらう16、25で紹介)
に負けないくらいのキョーレツさ!史郎くん&亜土ちゃんコンビの恋シリーズ第三弾!
恋のお手本にしたいけどこの歳になった私には
ちょっと無理がありまする
残念だけど私に子どもが生まれたらさり気なく
見えるところに置いといて読ませましょう
1976年発売
望月あきらの漫画付き




プリンセスは恋愛中
河合秀和
東京漫画出版社ロマンス・コミック

パープルコンチェルンの御曹司、紫九郎は自分が社長を務める会社にも行かず探偵ごっこにご熱心
妹の紫ナナも好奇心旺盛なお年頃
ある日のパーティで別件を調査していた九郎は賊に襲われるカップルを助けようとするがなかなか手強い
そんな時現れた仮面とマントをつけた女が賊を追い払いどこかに消えた襲われたカップルは九郎の同級生、下沼とネムルール王国のカミリア王女だった
反国王派に狙われるカミリアにナナがつきそうことになって そして仮面の女の正体とは!!
1969年発売
赤い夜同時収録
もっと声を!
戸川昌子
新潮小説文庫

戦後の混乱時代に18歳の香子は青い目の混血児を生んだ
順也と名づけて密かに米人のもとに養子に出した彼女は暗い過去の秘密を抱いたまま宗城と結婚した或る日、宗城家に届けられたピストルと混血孤児血盟団の血判書
"混血児を生んだ親に必ず復習する"
その日を境に宗城夫婦と娘、美香の三人は恐るべき事件の渦中に巻き込まれて行く
『この洞穴に俺達の親を必ず埋めよう。』
麻薬!!性!!殺人!!異常な混血児の世界を描く!
〜裏表紙より
1968年発売
44 ← → 46