先日、京都で会った
Ryoojingさん＆MAMBOさんご夫妻から
お土産にいただいた浅草にある
浪花屋というたいやき屋、
およげ！たいやきくんのモデルになったたいやき屋の
紙袋から箱、包み紙にいたるまで
ななんてイカしたアキラックスのイラストで
さすがにたいやきは持ってこれなかったから
とお上品な和風ラスクを詰めてくれているお心遣い
だのにちびちびラスクを頬張りもってぼろぼろこぼす
私のゆるい口元はさておいて
昨日も今日もディープ西成で痛飲ああ
嗚呼、薄皮でなくて尻尾まであんこが入ってないたいやきが食べたい

ソフトカバーだけでいいの
なんて何年も意地はってたけど
ほんとはずーっと
あんたの顔近くでよーぉく見たかったんだ
ととうとう寺山修司＆宇野亜喜良の黄金コンビ最高な
繪本 千一夜物語の函入りを先日購入し
デレデレしている日々の中
目玉飛び出るくらいイカすテキスタイルの
イーリーキシモトのオンリーショップが日本初
大阪三越伊勢丹にできたとかで
髑髏城の七人を観劇する前にようやく行き
AMELIA PEMBERTONとのコラボ人形DOOBYDOLLS(6種)の
お馴染みのフラッシュ柄REDが素敵だけれど
購入悩んでいるとこのお色はここだけの限定なんです
と定員さんに言われやめてぇ
限定で選んだと思うと嫌やから決めるまでそういうこと言わんといてぇ
となぜだか別のものにしようかしらと悩み出し
待ち合わせ時間はあっさりと過ぎていき、いいえ
別の物を選ぶのはおかしなことだわ
と自分を信じて初心のまま購入
疲れをどっ、と感じるも紙袋を持つ手は嬉しそう

＊
通路挟んで隣に座っている
白髪の老人に微笑みかける間もなく
あっという間に着いた名古屋駅でも
好きなポーズのせんとくん４体にお出迎えされ
お昼には早かったのでユニモールぶらついてから
駅近くのパストランテにて数年前から求めていた
名古屋ご当地グルメのあんかけスパゲティを
初めて食べたのですが
中華あんと思っていた私の予想を簡単に覆すデミグラスあんに
中華風の豪快な盛りつけと思っていた
私の想像を軽く吹き飛ばす上品な盛りつけそれに
驚き度肝抜かれたまま完食
名古屋グルメの深層に一歩近づいた気になって

＊
＊

久しぶりの愛知県へままさか
あんかけスパゲティを食べに来ただけでなく
ここを訪れた真の理由とは
そうですご存知、宇野亜喜良さんで
私を突き動かす唯一のおヒト、
アキラックスの展覧会を見るため
重い腹担ぎ上げスキップで愛知県は
刈谷市美術館へとやってきたのですが
木曜日である今日は偶然にも
学芸員による説明付きツアーが行われており
ふがふがと説明を聞きつつ鑑賞
宇野さんが働かれていたカルピスの広告原画の展示から始まり
持っていないものもあるあるフォアレディースシリーズに
欲してやまない海の小娘にONDINE、そして２階では
宇野亜喜良６０年代ポスター集などにも載っている
ケイコの店やゴーゴークラブPANIC、
愛奴の系譜、初恋地獄篇などに当時
施された蛍光塗料の印刷で今尚
ブラックライトに反応してぴかり通常時とは違う風味を魅せるポスター
それから目の前に何十枚と並ぶ天井桟敷のポスターなんて
贅沢すぎて胸のドキドキがなかなか収まらず改めて
初期作品に心奪われてならないことを知らしめられ
アキラックスのお母様がされていた喫茶店の名前が
白バラだったことに多いに納得して

＊

テレビ塔の近くの
ごっつい広場みたいなところからでっかい地面が
すごい高さでせり出してるとこの屋上に
ただで草間作品が見れるよ
と昔のハンサムからメールが来
なんのことだかさっぱりわからなかったけれど
テレビ塔辺りに行けばわかるさ
なんていう文面も一緒に来ていたので
兎にも角にも行ってみると
ごっつい広場みたいなところからでっかい地面が
すごい高さでせり出してる建物があり
誘われるがまま屋上へと上がれば
命の足跡と求道の輝く宇宙の２作品が美しく
水面とともに雨を弾いていて

下から見ても草間作品はすぐにわかります
＊
＊
　　　
上記のごっついでっかいすごい建物は
オアシス２１という名で偶然に
草間彌生さんの作品を展示しておったのではなく
あいちトリエンナーレ2010の一環で展示されていて続いて
隣の愛知芸術文化センターへと行けば飛び込んでくる
草間の水玉プリウスはななんと
街を走っていたそうだけど
今日は生憎見かけることはできなかったけれど
真夜中に咲く花や白クマと戯れ
ヤコブ・キルケゴール氏の砂にうっとりしていたら
疲れがどっ、と押し寄せたので早足で
名古屋に来たならここへ行かねば
と久しぶりのジ・アザー（リンク／THE OTHER）行って
林檎型のおっきいべっ甲の器を買って
最後のお目当てへ急ぐ急ぐ
　　　
＊
誰かと約束していた気がするけれど
近くとも滅多と来れない名古屋だからと
ぬけがけ決め込んでこれも初めての名古屋グルメ
ひつまぶしを食べるべくご存知あつた蓬莱軒へ
着席と同時にビールで一気に疲れを流し
落ち着きを取り戻し今日１日をふむふむ
振り返ったりしている間にやってきた
ひつまぶしを４等分にしまずその壱をそのまま
そしてその弐を山葵ネギのりの薬味を乗せ
さらにその参は薬味プラス出汁でお茶漬けに
最後は気に入った食べ方でどうぞ
というシステムでその壱からおいしくいただき
その参では新感覚UNAGIだね
と驚きを隠せず狼狽したのか結局
最後はノーマルバージョンでいただこうとしてしまいハッ
これではひつまぶしを堪能したとは言えないではないか
と気づき新感覚でかっこみいただけば
名古屋グルメの謎は深まるばかりで

＊
＊

大阪でもありそうだけれど
見つけた時が買い時だね
と相撲レスラーの来年のカレンダーを購入し
心地よい揺れに揺られ今度は
アーバンライナーで西を目指して

わたしの夏の締めくくりイベントといえば
昨年に引き続き
コヤソニの翌日に必ず開かれる
キムソニことキムラソニック
ということで初めて訪れる京橋花月へと早々に着き
いもうとさんと２人メキシコ料理、
小さいコロナはコロニータで乾杯
そしてchieさん（ブログリンク／モンド不動産）も合流し
マアコちゃん（リンク／oh!821）からの贈り物は
今年の麻布十番祭のアキラックスうちわを手渡され
ヒューヒュー言うて始まったキムラソニックは
この夏一番のファンキーなイベントで
笑いすぎて終わった直後は無となり
なあんにも思い出せなかったけれど
追々思い出してはニヤつき
来年の開催をすでに心待ちにしては
ラブボール／木村明浩を手にひとり
ダンシングタイムで小躍りしたり
＊
＊
夢屋のファンキーーイベントはこちら！
お得なキャンペーン実施中！
ヘア・サロン夢屋ニュース

お店が移転しようとも変わらない
看板犬のカールに起こされ目覚める821邸
広志君＆マアコちゃんに連れられて
老舗イタリア料理店La cometaにてランチ
皆でブラジルに行きたいねぇ
オスカー・ニーマイヤー好きの
chieさん（リンク／modern cafe 2001）が
ツアーを組んでくれないもんかねぇ
とこれを読んで本気で考えてくれないかなぁ
なんつって片膝ついて地球の裏側の人に話しかけてみる
＊
＊
今年の９月は
いけない蜜を音を立ててすすっていたので
空白となっておりますが実は
８月の３０日、京都にて
アキラックスのライブペインティングを
夢屋のお客さんの予約を変更していただいてまで
（本当にありがとうございました！）
見に行ったというのにまだ日記を完成させておらず
その興奮をお伝えせぬ間にもう師走で
月日が流れるのが早いのか
私がのらのらしているだけなのか
いくつになってもわかりませんが
アキラックスに２度もお会いできただけでなく今年も
楽しいことがぎょうさんあったことには違いないと
ひとりほくそ笑む見知らぬ土地、お次は新橋へ
＊
＊
＊

アキラックス三昧というには
２つの展覧会では少ないかもしれませんが
クリエイションギャラリーG8の手ぬぐいTOKYOへ
手ぬぐいの使い方をいまいち知らない私ですがもちろん
アキラックス手ぬぐいと土産、土産手ぬぐいにと
キンテリと岡田善敬の手ぬぐい買って
小躍りしもってお待ちかねの中野を目指す
＊
＊
行きたい行きたいといいつつも
一度も行ったことがなかった中野ブロードウェイへ
商店街を抜け行けばおお
思っていたよりも爽やかな佇まいで
初めてだったので４階から下りてくることにし
ぐるぐる回ってはまんだらけ変やとか
まんだらけ記憶とかに寄り買いして着いた２階にあった
どの美容室もメルヘンチックで
思わぬところで敗北感を植えつけられ１階に戻った時点で
いつの間にたまっていたのか疲れがどっ、と出
なんだかへろへろ甘いものが食べたくなるけれど
全く土地勘もなく裏手を出、行けば今朝
821で手書きした地図だったけれどすぐ橘を発見
関西ではあまりない路面店と商店街に心弾ませ
先ほどの疲れを古着に癒してもらい店内をぐるり
スピカへの入り口わからず美しいマッシュルームカットに
嫉妬すら覚える定員さんに聞けば
橘の奥が入り口で２階にて店主鶉屋さんに
南千住が新世界みたいな感じで
と教わり一度行ってみたいものです
なんつってはガラスガラスガラス
ガラス製品を購入
店をあとにすればもう日暮れで
予定としてはパントン展に行くところだったけれど
荷物の重さに耐えかね
オーガニックなパン買うてマアコちゃんいる821へ
＊
＊
＊

なんかわからんけど東京って感じ
なんつって初竹下通りを歩いていると
ブティックタケノコなる店があり
寄りたかったけれど遅刻は許されないの
だって今夜はアキラックスのトークショーだもん
と展覧会が開催されているPater’s Galleryへ
早足で行けばちょうどいい時間、予約番号は25
作品を見ていると会場の準備が整ったようで
皆さん２階へと上がり始めるけれどななんと
生で参加できるのは24番までで
あとは１階でキャメラを通して
という近いだけに悔しいとんでもない不運に
のたうち回りそうな心を抑えるけれど
眉間の皺はデューク東郷よりも深く刻まれていたことでしょう
もしかしたらそれを見かねてか
キャンセルが出たのかなんとかぎりぎりで
生でトークショーを観覧できることになり
その安堵のせいで始終ぼんやりしてしまったけれど
あとで思えば今日の寒さに熱が出たみたい、ううん
ときめきが運んできた知恵熱だったみたい
＊
＊

ぽぽぽぽしていたら終わりを迎えてしまったトークショー
まだ終わらないで、いや
このまま放っておいたら４０度超えちゃう
といった狭間でももちろん前者を取り
興奮で熱をねじ伏せては
半年前に東京へ転勤した年上のお友達と飲もうと
待ち合わせた表参道にスキップで降り立ち外国のビールで乾杯
さっきあった楽しいことをひと通りまき散らし終え
さぁ、あなたはどうしてたのよこの６ヶ月
と聞けば半年も経てば仕事ができないことが周りにばれ始めてさ
住んですぐ悪い男に弄ばれてさ、東京なんて東京なんて
とエスカルゴでワインとは思えない
おでん日本酒並のしんみり具合だったけれど
あんたってやつはいつもあたいを楽しませてくれるんだから、とか
仕事ってできなきゃダメなの、とか
よくわからない慰め方をしてはなぜか
彼女は東京をエンジョイしているナァ
と思う夜は長く濃い
＊
＊
＊

このときめきは
知らないうちに１０年を越えいまだ
出会ったあの日と変わりない姿で
わたしの胸を時に熱く
時に震わせたりするんだからもう
とこれほど長い月日
私をときめかすおヒトといえばそうアキラックス
宇野亜喜良さんしかおられません
そんな宇野さんのトークショーに行くべく
９月の日帰り東京以来行く今回の東京旅行も
今夜、夢屋を終わりで出発し
金曜朝、夢屋が始まる前に帰ってくるという
せわしないものになりました
＊
＊
今回お世話になったお宿は
９月に移転、新しいTOKYO ROOMを
麻布十番にオープンされた821（リンク／oh!821）の
広志＆マアコ邸で品川駅から向かう時に
何やらバスに乗ったのですが
東京のバスってば初体験の先払いで
乗車前にしどろもどろしては元来の
大阪府民としてはまだ着いてもないのに払うやなんて
と思うもんかしらつってたら到着
アクセサリー＆空間ともに進化し続けつつも
ブレのないナイスショップでいただいた
マアコちゃん特製のお鍋がおいしすぎて
全てのビールを飲みほしてしまい
買い物がてらぶらぶら麻布十番の街を行けば
アキラックスの事務所見つけたよ
と広志君に言われ
ありがとうございますストーキング最高
と事務所のビル看板を激写する私を気持ち悪いと思うなかれ
あれはそういつしかの春
アキラックスとお会いした際にいただいたお名刺には
事務所の住所とその下には
ななんとお自宅の住所が書かれてあり
私めが住所を知ってもあなた様は後悔いたしませぬか
と目で訴えてはワナワナと震える手
しかしその手は強く名刺を掴んでは離さなかったのだけど
そうです私はもう自宅を知っているのです
でもまさかまさか私の中にも理性と呼ばれるものがあったらしく
探しに出かけたりは一度たりともしたことはないのですよ
名刺をくれたってことは行ってもいいってことじゃないの
とチラリと思ったこともありましたが
フアンのマナーですものおほほ
だから、だから事務所の看板を
写真におさめさせてもらってもいいでしょ