歩いて難波まで行って
ていうても近いのでお散歩がてらふーらふら歩き
大型書店で読み終えたての上巻の下巻を買って
喫茶ロアでブラックコーヒーを片手に読書
まるでデジャビュね
と呟くまで決め
ただひとつ違うところは私の前のテーブルに
吸いがらがないことだけフフ
と微笑むところまで決めていたのに
先週と同じ行動で休日を過ごそうと思っていたのに
知らぬ間に昼寝をしてしまったようで
気がつけば夕方もえら夕方
陽はどっぷりと沈みゆくところへ
えも言われぬ誘惑が襲いかかってくる
禁煙を始めてからというもの一番恐れていた飲酒
普段の禁煙が成功したとしても最後の壁は飲酒時である
というか一度味を知ってしまった喫煙
禁煙成功とは死が訪れた時に果たされるのではないか
生きている間はいつ
再び手をだしてしまうかわからないのだから
などと思いふけるのも禁煙からくる不安定か
あぁあ飲酒を最も恐れていた私は禁煙開始より遥か前
もう十日ほど酒を飲んでおらず
貞操を守ること以上にきつい厳しいこの出来事、
禁煙が必然的に呼び寄せる禁酒
しかし酒は顔を体をむくませるらしく
少しの間飲まずに過ごせたらええなぁ
程度には思っていたので昨夜
晩酌にと購入したビールも飲まずにいたのだけれど今夜
ボーイにハントされ歩いて行ける近所の居酒屋にて
ビール、焼酎、日本酒と飲みすすみ
人生で最も大事と謳われるこの
酒、禁煙、そして貞操を
さて、私は守りうまく扱えたでありましょうか