月別アーカイブ: 2006年5月

コスモ

来ない連絡にも無関心になってしまった本日
ひと月前から楽しみにしていたライブは難波ベアーズへ
別のライブハウスではコズミックスジャパンが
初めて人前でギターを弾くと
ギターを自宅マンションで弾いていたらうるさいと
喚きながらおじさんが廊下で暴れている
ああいうのに刺されたりするんやろか
と不安なのかノーテンキなのかわからないメールを寄越し
ギター持ったまま刺されるやなんて
ギタリスト冥利に尽きるんやないの
なんつって適当な返事をし、いいえ
そんなことよりもMCをすると聞いてひやかしに行きたかったのだけれど
こちらはひと月も前から待ちに待ったライブを楽しみ
懐かしい本屋で本紹介本を購入し溺れず夜を越える

悪魔は女のどこに棲む

昨日久しぶりに
ロングの花柄ワンピースを着込んで出勤すれば途中
よく行く居酒屋の常連同士である女性と会い
こんにちわと挨拶を交わし夜
色んな海に港を持つ女とその居酒屋へと行けば
今日二回目となるその女性に会い
どうもと挨拶を交わせば
黒髪じゃなくなってるぅ染めてるぅ
と言われそういえば
黒髪が絶対似合うから
と私のヘアカラーをとてつもなく反対されていたことを思い出せば
髪、黒く戻すまで喋らへんもん
と言われぷい、とされかわいいなんたる可愛らしさ
喋ってくれないのは困るけれど
あまりのかわいさにアン、となり
私もこげなかわいらしいことを言いたいわと考えれば即決
胸毛が生えるまで喋れへんもん、これに決まりだね

強烈なルール

この春から東京へと引越して行ったお客さんが
仕事で関西に来たので
とご来店くださり引越す以前から
次からどこでカットすればいいのか
とヘアーをふり乱して嬉しいことを言ってくださっていたので
今回はまだそないに月日があいていないとはいえ喜び
少し懐かしく思え
ふ、と顔をあげればつむじと目が合い
おかえり
と愛くるしく渦を巻くそれにそっと呟いて

先取りオクトパス

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しめしめ
と悪だくみが成功しているかのような
いい顔して松屋町へ
人形のモリシゲビル3階土庭にて開催される
公園とは…のイベントのお手伝いをするため
夢屋を夕方に閉め
グルーピーの真っ赤なツーピースを着て向えば
到着早々コブラだコブラだ、
ご存じスペースアドベンチャーよ
と言われ反射的に好みであるコブラのようなメンズを探すけれど
ぎゅん、となるジョークなどどこからも聞こえてこず
けれどその辺におるわけないのだからと落込むことなく
お手伝いも一段落と思いふらり
ラブボンに顔を出し店主とお喋りに励みふらり
会場へと戻ればお客さんらがもう来られていて
もぎりのお手伝いであったのでがびん、となるも
間もなく始まったイベントを
窓から見える心斎橋の夜景が音楽と笑いを引き立て
主催者であるアコーディオン弾きの人柄が
随所に見える優しい夜となり
すぐにポポポポとした気持ちになったのでありました

WARNING

中学の同級生である駄菓子屋の息子から
結婚式の二次会への招待状が届き
次回のちんきの夕べとかぶっていることに一度は
落込んだのですがめでたいことこの上なく
こちらも同級生である沖縄女と二人
服買わなきゃ
なんつってるわけですがこの駄菓子屋の息子は中学生の頃
彼だけが私をボタンという愛称で呼び、
お察しのいい方なら私の本名がわかるやもしれませんが
ここらでその頃の思い出にふけってみようと試してみましたが
記憶力の弱い私はほとんど何も思い出せず、
楽しかった青いニット帽にまつわる思い出だけはやはり覚えていましたが
そういえば駄菓子屋の向いに住んでたこれまた
同級生の山田(仮名)はどうしてるのかしらと
ふ、と思いそして気味悪く一人笑ったのでありました

怒らないで聞いて

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ストレスなど持っていないというのに
猛烈な胃痛で目覚めることとなった本日
あっちこっちへころころ転がっても
色々な体勢を試してみても体の中心部、
それは胃が痛くて痛くてたまりまへんでしたので
その辺にあった服を着て滅多と訪れない病院へ
午前中の診察時間を少々すぎておったとはいえ
半泣きのレディを無視する病院へ
薄情者と叫びたくても腹に力入らず
乗込んだタクシーで今開いてる病院へ走って
と伝えれば今世界で最も優しい運転手さんに
とてつもなく親切な運転手さんの対応に別の涙腺緩み
送ってくれた病院にて診察を受け昨日一昨日の食事も聞かれ
生物を口にしていたけれど昨日の京都では
連れと全くと言っていいほど同じ物を口にしていたというのに
連れはあっけらかんとしておったし唯一
食べた違う物とは茶屋にて
私があんみつ、連れがわらびもちを食べたくらいで、そう
そうだったそのあと口の中が甘くて甘くていやだったので
土産物屋で試食の漬物をもちろん恥ずかしさなどなく頬張ったからかしら
などと考えている最中女医の暖かい手に
嘘のようにするすると痛みひき
これが手当てというものなのね
と思っては初めての点滴を受け点滴をぶらさげた点滴掛けを
ごろごろと転がしながらこれもまた初めてのエコー体験
病院を出るときには随分楽になっていたのですが
お客さんにはご迷惑をかけ謝っても謝りきれず
申訳なさとともに体調管理をしっかりせねばと反省、反省

凄く高い

   
久しぶりにお客気分を味わい
真直ぐ帰宅するのはもったいく思え昨夜
7月に2つの展示会を控えた沖縄女が最近
あまりにもつれないないので仕事終わりを無理に捕まえ
スタミナ料理を食べ食べ
そろそろ風呂入りたいから帰るわ
という東洋一のファニーガール、マキオの
わがまま挨拶を拝借して気持ちよくなって帰宅し本日
早起きをして向う京都は御開帳以来に行く清水寺へ
清水ブーム到来か
というほどの人で溢れかえる清水寺はブームではなく
修学旅行シーズンのようで学生さんらはもちろん
外国人の方たちも多く
近くに住んでいる私らがあえてこの時期に来なくても
と何も考えず晴天だけを頼りに
京都へ来てしまったことを悔やみながらもじゅうぶんに参拝し
縁結びの神様である地主神社はさらに女学生たちでごった返しているけれど
一番派手で身につけるのは少々恥ずかしいと思われる
ネックレスタイプのお守りを沖縄女へ
良縁がありますようにと買い求めれば
買う私も少々恥ずかしく
私じゃないのよ友達のためなのよ
と言いたい気持ちを抑えながら買いなるほど
これだけの思いをするのだからきっと良縁があるはずね
と納得そして願い二年坂を下りたところにあった
なんとも雰囲気のよい東山艸堂(ひがしやまそうどう)、
そこは明治、大正、昭和を駆け抜けた日本の、京都画壇の巨匠、竹内栖凰が
晩年にそのすべの才能を注ぎ込みつくりあげた、居宅と画室を備えた
旧私邸の堂号。昭和4年に誕生したその1300坪の小宇宙は、
まさに美しき京都の縮図。
とまぁその辺はよく知らないのですが兎角
本当に美しいイタリア料理店
その跡地、誰にも触れられなかった聖域それは
サンクチュアリが時を越えイタリア料理店になったようで
早めの夕飯をおいしくいただいたあと
ダイニングからバーへと移動すれば
小気味よい定員が連れに葉巻をすすめるシガーバーでもあり
テーブルに備えられていた杉の木片は
揺れるキャンドルから火をとり葉巻に火をつけるためのもので
葉巻とは味わうものなのね
やはり煙草とはまったく別のものだわ
と思いながら煙草も嗜まない連れが隣でくらつくのを肴に
めでたい時しか飲まぬラムを
もう今年になってめでたいことなどなにもないのに
何度飲んだことかしら
と思いながらも飲めばだんだんとおめでたくなってきて


右/清水焼のおかめお猪口と小鉢
ひょっとこおかめモチーフに弱い今日この頃です

大樽

初めて訪れたヘアサロンは予約時に
連絡先を聞かれたのでこれは遅れてはいけないのであるな
と気合いを入れ目覚め遅れずに行けば
慣れない雰囲気への照れ臭さに笑顔を絶やせない
やはり聞かれた職業を、
甘い嘘なら多いにつくけれど
嘘をつくことを基本的には好まない私は
うやむやに誤魔化せばそれ以上追求されず
カラーを塗る人とシャンプーする人がどんどん変わって行き
というのを期待していたけれど
若い女性の担当者が始終
対応してくださり本当ならもちろん有難いのですが、
お店がそんなにも忙しくなく
簡単なカラーリングだったからと思うけれど
この担当者が嫌われていて誰もヘルプに来ないのでは
と思えるほど付ききりで
それとも私がとっつきにくいのかしら
などとも思えてきてる間に美しくカラーが仕上がり嬉しくって
いつものヘアードレッサーに見せに行こうと南船場へ
愛すコーヒーを持ち持ちアポなしで行けば開いておらずそういえば
mod’s hairに専門学校の同級生が働いているわ
以前会ったのは確か、2年くらい前かしら
と思い出しまたアポなしで訪れ
懐かしいもみあげ、そしてひげの彼を一目で見つければ
ななんと店長になっておりぬぬんと結婚もしていて
ちょうど持っていたコーヒーを
おめでとう嫁と飲んで
と渡し近々会う約束をしては夢屋へと急ぐ
そして見つけた妥協という言葉の意味を
ちゃんと知りたくなり国語辞典で調べてみたのです