月別アーカイブ: 2006年4月

藁だらけ

昨夜というか今朝、
お前をひとりにはしないぜ
と私の台詞を奪っただけでは飽き足らず
宿泊していった沖縄女とともに目覚め
並んで歯磨きをしようとすれば
うちの歯ブラシどれかしら
と問われそこには4本の歯ブラシがあり
私の物が2本、沖縄女が忘れていった物が2本だったので
どれ使っても半分はあんたのや
と捨てずにおいといてやったことをアッピールしたけれどあ、そ
てなもんでもうすべてがどうでもよくなるお天気の中
マーキングするがごとく再び
女はナニを置いていきよった

旅は道連れビューティフル

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ラピートの添乗員になることのできない年齢に本日
とうとう達した沖縄女を祝うため
次、添乗員になれなくなるのはお前だ
と言わんばかりに同い年ら三人で
高校生の時からいらしてくださる
お客さんが出演されるジャズライブは
本町へと出かけ赤ワインで乾杯
ピアノを弾く彼女になんとも言えない
色気を感じたそのあと
また同い年である仕事を終えた
色んな海に港を持つ女と落ち合うため
タクシーに乗り難波方面へ
ライブの素敵な余韻を車内に振りまく私たちだけれど
沖縄女だけはなぜか運転手に無視され
不幸な恋愛を終えたての女へさらに襲いかかる仕打を
けたけたと笑いで吹き飛ばしてやり最近
色んな海に港を持つ女と会う時は必ずと言っていいほど行く
某居酒屋へ行けば満席で入れず別の店へ
シャビデビしておれば宴もたけなわごきげんさんで
芋焼酎などを飲んでいると店員に
もしかしてヘア・サロン夢屋の方ですか
と聞かれ驚くも夢夢子であることをうっかり認めてしまい
お客さんや知人が働いているのかしら
と聞けばcazicazi Hを見て知っていると言われ
再び驚くもこれでは酔えぬではないか、いや結果的には酔うたけど
そのあと来る定員来る定員に夢屋夢屋と指さされ
しまいには夢屋の従業員て何人
と問われそんなに知らぬなら無理して話しかけなくてもいいのよ
とこちらが頬を赤らめることになったけれど愛想振りまいては二軒目へ
今宵をまだまだ終わらせない

暴走トレイン妄想中

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突然
シャツから胸毛が飛び出た男がやってきた
もみあげも長く
わたしの好みを熟知しているかのような
この男性、いや
このメンズ
ハートがしびれないわけがない
外国風の挨拶で丁重に迎えれば
わたしの胸にもとぐろを巻いた
立派な胸毛がおすそ分けされ
窓からはペットボトル

コール始めました

  
キング・オブ・モダンリビングや
乾燥肌のあのヒトが我が家へもうじき
やって来るのではないかしら
とビビ、ときてはそういつお越しになられてもいい
その時のために以前から欲していた足りない家具それは
ローテーブルとラグを探しに初めての阪急服部へ行く前に
ユニクロにて草間彌生Tシャツが販売されていると昨日知り
休日に心斎橋へ行くことを好まない私も喜んで出向き
もう何年もTシャツを着て外出することなどなかったけれど
そういえば今度の5日はピクニックではないか
バトミントンをするではないか
とそれならばTシャツではないのか
と思いあまりの安さに2枚購入
そしてもう一枚
欲しかったjojoの奇妙な冒険でお馴染みの
荒木飛呂彦先生のTシャツは売切で買えなかったことを
非常に残念に思いながらユニクロの前の店で
女が女であるが故のインナーを購入しいざ初めての服部へ
途中、梅田で夢屋と誰かに呼ばれ
夢屋とは私のことであるなきっと私のことだわ
ときょろきょろ見回すとグリッターという美容室のサカイさんで
こんなところでお会いするとは
と思いつつも名前を知らないのね
と思いしかし夢屋も夢子も大してかわらないのでまぁええかぁ
とぶつぶつしけれど挨拶をしてようやく服部へ
ええ大人ですがここが何市なのかわからぬまま
うる覚えの道を歩き京都久御山に1号店を構えるde naja
2号店であるde naja deuxになんとか到着
どうやら1号店の方に家具がようさんあるようでしたが
食器やら雑誌やらを購入し
初めて訪れる店で必ずと言っていい程
自分でも驚くほど愛想の悪い私ですが、いいえ
愛想が悪いのではなく緊張しているので
口数が極端に少なくなるだけなのですがお店の方と
共通の知り合いの話から心ほぐれ
服部のいい喫茶店を教えていただきde naja deux近くの喫茶ドレミへ
頑固親父と聞いていたので緊張を取り戻しながら行けば
確かに頑固な雰囲気をかもし出すマスターがおられ
ホットなコーヒーを注文し読みかけのハードカバーで緊張をほぐし
最近阪急電車によく乗っているし今度は京阪で京都へ行こう
と思っては早めの帰宅に休日を満喫したけれど嗚呼家具欲しい

村山4兄妹

中学の同級生である沖縄女とのつき合いは長く
現在も続いていてその上
ご家族の皆さんとも仲良くさせていただいており先日も
沖縄女の実家にて皆さんと一緒に夕飯をよばれたり
お父様にお酌をしたり夢子の流行語大賞にお母様の言霊、許さん
が選ばれたりお姉様とはバンドやろうぜを合言葉にバンドをしてみたり
私もまだ経験していないというのに
二十歳の時に結婚出産を経験した末っ子には
漫画を貸してもらったりしているのですが、
ついでに沖縄女の叔母様ともお会いすればお喋りするのですが
ただ彼女の見事なまでに大阪ドームのような
妙ちくりんなヘアースタイルを美容師として
美容師であるが故に注意できずにいますが
沖縄女はもちろん
姉妹全員が夢屋へカットにきてくれていて
嬉しいことこの上ないのですが実はもう一人
4兄妹である沖縄女の家には弟がいて、
私ではありませんが別の美容師の友人に
コロッケとビール一本をカット代とし
自宅にてカットさせたその弟が今週末
初めて夢屋にきてくれることになり再び嬉しいことこの上なく
この上ないのですが今までバーバーでヘアーカットしていたであろう弟に
さらにヘアカラーもするという弟に何が起きたのか
興味は隠しきれませんがそれよりも
叔母様の大阪ドームを是非ともこの手でどうにかしたい

大胆なセクハラ

七分袖が心地よい今日
羽織るジャケットの肘のところで
袖がもこもこしていることも気にせず
色んな海に港を持つ女と待ち合わせ
どうしても今夜はアボガドが食べたいの
とミハルちゃんが以前勤めていた
大好きなアボガドメニューがある居酒屋へ
平日でも大変賑わう店内へ運よく待つことなく通され
コウダクミダイエットを最近始めたという色んな海に港を持つ女と
じゅうぶんに18時をすぎていたけれど
今日のアボガドはちょっぴり若いわね、だけどいいアボガド
なんつって芋焼酎片手に夕飯を食べ食べ
変態党党首の座を巡って小競り合うも
ここにいない人物を勝手に党首へと迎え和解そして握手
そうすれば少々顔見知りの定員さんからスイーツをサービスでいただき
まるで彼も党首決定を祝福してくれているかのよう
しかし楽しい夜も最終電車の時刻に遮られ女に
今夜私をベッドでひとりにしないで
とつまり泊まっていかないかい
と誘えば明日は仕事が休みなの
と畜生な返事をいただいて二人してくらげbar(リンク/くらげbar)へ
久しぶりに訪れるとマジックのできる定員さんがおられ
トランプマジックそれは
指ぱっちんをしたらプク、とカードがあがってくるという
アレを見せていただきこれってば
選ばれし特別な人間だけに許された技、
つまり超能力ではないのね
と思ったか思わなかったは忘れてしまったけれど
今夜は記憶を曖昧にすることなく夜を遊ぶ

メガネとサングラス

アレのことばかりに気を取られていたせいか先週末
夢屋始まって以来の大惨事
予約をダブルブッキングしてしまい
いくら謝罪してもいくら落込んでも
何もかわらずどうもならず誰か私を叱って
と大空に叫ぶ前にハンサムにこてんぱんに叱ってもらい
後の甘い褒美を舌を垂らして待っておれば
あっちの方から極上の香りそれは
それはダブルブッキングで帰らせてしまったお客さんが本日
再び夢屋へといらしてくださり
わたくしことわたくしめにカットを注文してくださったのです
いくら謝罪しても足りないけれど
感謝のあまり瞬きが止まらずダメ、いいえ
あかん鋏を持ってるときは泣いたらあかん
とこれ以上迷惑かけたらあかん
と今、槍で刺されようともこの場所を動かない決意で鋏を動かす私に
お客さんは興味深くおもしろい話を次々としてくださり
やはりお目目をぱちくりさせながらも
もう二度とダブルブッキングなど夢屋に存在しないとお空に誓う

長男のヘルメット

あまりの暇さにネットをエンジョイしていた昼間
たった今書込まれたであろう書込を見つけ
あいつもヒマなのか
と即コールするはchieさん(リンク/modern cafe 2001)へ
未知の世界である大変興味深い近況を聞いては大笑いしてやったり
しかし微笑みと同時に女でありあること感じそして
時期をみて話そうと思っていた話を早速してしまい
よく言えば隠し事のできない
わるく言えばおしゃべりである私もそう
そこは東心斎橋一の軽口の持ち主である私も
流石に暇の恐ろしさを実感し珍しく、いいえ
初めて夕飯を食べるためだけに
ミキプルーンを合言葉に神戸は三宮へ着けば
待ち合わせ時間より20分も早く
東心斎橋一時間にルーズな私は自分自身に驚くも
やればできるじゃぁん
と待て、と言われたワンちゃんのように
息荒く心踊らせたのだけれどそれも一瞬で
待たせることは多いにあっても待つことは滅多とない私には
時間の流れがいやに遅くただ立っておくことができず
しかし思い出したのよね
高架下入ったすぐのところに知人の店があることを
長らく行っていなかったこともあり向えば
知らないメンズが店に立っていたきっとバイトの人だそうに違いない
と意味もないことを考えながら待ち合わせ場所に再び戻れば
まだ5分しか経っておらず
出かける前にこれだけ時計を見ることができるならば
この先二度と遅刻することはないだろう
とぼんやり思いながら行き交う人たちのヘアースタイルを
ぼんやり眺めていたら待人来る
お山の方を少し歩けばあとは深い夜の谷間にすっぽりはまるだけ