月別アーカイブ: 2005年11月

人間のかたち

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夢屋を早々に閉め向うは地元へ
先日出産を終えたミハルちゃんと
誕生したリッキーに会いにお祝いを持ち持ち
沖縄女と待ち合わせ、
待ち合わせたはいいけれど
予定よりも大幅に遅れ
遅刻界の叶姉妹なんつって口では言いながらもヘコヘコして
ミハルちゃんの家に到着、私のママも登場
リッキーと初めて対面したのですがかわいすぎて
かわいすぎるのですがミハルちゃんがリッキーに
当たり前のように母親として話しかけていて当たり前なのだけれど
そんなミハルちゃん、見たくなかった
などと言いながら出産時のビデオを見せてもらい感動
こっそり涙を拭いさらにハイティーンの頃
ミハルちゃん家の玄関で
髪を切り合い切った髪をそのまま放置したことから長らく
ミハルママには疎ましく思われていた私ですが
ようやく本当に認めてもらえたことにも感動し
あとは20キロも太ったミハルちゃんの奇蹟のダイエットを待つばかり
ベアーズでのライブ、水曜スペシャルにもう間に合わないな
とまた沖縄女とファミレスに寄り
10年後をテーマに話し合ってみたけれど一言も何もでず
近い将来を自由に歩いて愛して

ネイチャー

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ある日来た父からのメールに
夢子って変な髪型
と書かれておりホゲ-
専門学校の頃から私がどれだけ
ヘンチクリンなヘアースタイルを
してきたと思っているのだ
(当時は気に入っていたけれど
今見るとちょっぴり恥ずかしい)
それをずっと見てきた父になぜ今になって、いや
今のヘアースタイルは全くもって
どこを探しても変と言われるところなどない
と断言できるのに
しかも万年坊主の洒落っ気などひとつもない父に言われるなんて
と落込みしかし
パーマをあてなおさねばいけないとも思っていたので早速
いつものヘアーサロンへ行き
満足のパーマヘアーを手に入れたのですがまさか
意中のあのヒトのためでなく
父を思ってヘアーチェンジをすることになろうとは

男の横顔

少々寝不足の目をこすりながら出勤途中
携帯電話が鳴っているわ
と取り出せば着信などなく辺りを見回すと街角にて
尺八を吹いている爺さんに遭遇し
婆さんにうちで吹くな
と追い出されたのかな
なんて考えていると元気をもらい寝不足もどこへやら
わての住む町はこんな町でんねん
と胸を張って出勤したのでした

L一味

カーニバルはカーニバルでも
夜のカーニバルへ仕事を終え、ずぼらして
そのまま向おうとすればパチ山羊さんに
普段着で行ってはならぬ嗚呼行ってはならぬさ
その服を脱げ脱ぐんだ
だってお前は夢屋をしょっているのだよ
と一喝され最近購入し気に入っている柄シャツを着ていたのですが
一度帰宅し仕事の時には着ない洋服に着替え夜の
夜のカーニバルはロックライダーへ
途中からでしたが一番目の
ペアノフィーネ(リンク/この花に愛をこめて)に間に合い
そのあとすぐパチ山羊さんに目で合図、コートを開ける
満足の頷きをいただきお目当てのレモンちゃん(リンク/レモン)まで
またガムを噛みどうにか持ちこたえ
嫁をストーキングする旦那を目撃することができ
楽しい夜を過ごすことができて
パチ山羊さんありがとう

元祖グルーピー

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昼のドラマ、それは昼ドラのデザイナーが本日
最終回を迎え
最後まで柾のヘアースタイルには無理があったわね
と多分エクステンションであろう柾に
原作と違うスタイルなのになぜ
ロングヘアーにしたのか、なぜ
と謎を残したまま最終回を迎えたわけですが
第一回が始まる前にも読んだ原作をまた読み返して

となりあわせの不安

今日が祝日だと思わぬ今日を過ごしていると
贈り物が届いた
いつぞやのあの感情を思い出す贈り物が届き
忘れていたマグマが再び沸き踊る
しかし内から溢れ出す赤はそれだけでなく、
もしや
これは
体のふしぶしが痛い

何かいいことないか子猫ちゃん

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座っても立ち上がっても、歩いても
側を離れない名前のなかった猫を
わたしはいつから名前で呼ぶようになったのだろう
そんなことは忘れたふりをすればいいのかしら
昔から猫は好きだったけれど
話しかけてしまうなんて
何か特別なことに期待してしまう
いいことあるね子猫ちゃん

誕生!

夢と現実の境をうろついていると
誰かがわたしを呼ぶ
あなたはだあれ
メールの着信音で目覚めると
一昨日、男子誕生
とミハルちゃんからの待ちに待った、待望の吉報
それには写真も添付されており美しいことこの上なく
はた、と鏡に映る私を見れば
連日の夜遊びにとうとうメイクをしたまま眠ってしまい
ずるずるもずるずるで
鏡を割りその破片で顔面をめためたにせずとも
すぐに目を離し
同じ人間とは思えぬ愛おしい存在にうっとり
もう名前の決まっているご子息に私は
リッキーというあだ名をつけ(彼は力也ぢゃないよ)
すぐさま会いに行こうとするが今日は日曜日
ミハルにとってのリッキーの存在、
私にとっては夢屋なのよ
とあんああんしているとミハルちゃんから電話があり
出産の痛みは言葉では言表わせぬわ
と十月十日大事に過ごして最後にこの仕打ちか
というほどの痛さらしいけれど
苦痛を訴える声は弾み喜びに震えていて
私にだけ恐ろしさを残したのですが、
世界はこんなにも輝いている
リッキーも感じているかしら
めでたくって、思わずポーズ