
緑の夜の乙女は恥じらうb、
緑の本を乙女は恥じらうでは
極私的におすすめする
6、70年代の本たちを紹介しているのですが
年代などの違いから緑の本を乙女は恥じらうに
載せようか載せまいかと悩む本たちもあり
悩むと結局載せないことが多いのですが
それではあまりにもかわいそうではないか
と最近思うようになってきたのでここ
レインボー日記に書いてみようかしら
と思ってもみたのですがなんかなぁとも思い
けど日記やし、でもなぁ
と東心斎橋一優柔不断な私は
悩んではもういいっかとなっておったのですが一先ず
一度ここで紹介してみようと思います
続けるか続けないかも一先ず
日々の気持ちにまかせて
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緑の本を乙女は恥じらうをご覧になったことがある方なら
薄々お気づきかと思いますがわたくし、
一条ゆかりさんの作品が大好きでして先日
緑の本を~で再びジェミニ、ママンレーヌに首ったけなどの
一条作品を5冊紹介しようと
自宅から夢屋までスキャンするために運んでみたのですが
紹介したい気持ちはあるものの発行年が気になり
なっておるところにここでの紹介を思いついたのですが
それならどうせなら
一条ゆかりさんとの出会いであるこの漫画、
「有閑倶楽部」
を紹介しようと思ったのです
言わずと知れた大人気漫画、
同世代の女性なら一話くらい読んだことがあると思いますが
きっと皆様と同じく私も
少女漫画誌りぼんで出会ったのは小学生の時のこと
りー娘としてデビューできるほどのりぼん娘だった私は
こちらも少女漫画誌なかよし、花とゆめを一切読むことなく過ごし今
考えてみたら小学生が読むりぼんで
有閑倶楽部が連載されていたことに驚きを隠せず
日本有数の財閥の令嬢でいて
運動神経抜群のじゃじゃ馬である、剣菱悠理
大病院の息子で文武両道、倶楽部の頭脳である、菊正宗清四郎
茶道家元の母と日本画の大家の父を両親に持ち
モテるけれど男嫌いな、白鹿野梨子
ヤクザも一目おく警視総監の息子、松竹梅魅録
宝石商の娘で男にモテることが生き甲斐な
高校生とは思えぬ色気を持つ、黄桜可憐
スウェーデン大使の息子で
女にもてもてのプレイボーイ、美童グランマニエ
とこの作品、アルコールの銘柄が名前に入った
ブルジョア所謂セレブ高校生6人が主人公で
アクションありオカルトありサスペンスありと
退屈させられることはまずなく19巻まで続き5年間
新刊は発売されていませんが以下続刊、現在プライド連載中
一度だけ何も知らないお客さんに有閑倶楽部っておもしろくないよね
と言われたことがあり
そこは曖昧な相槌ですぐに話題を変え凌いだのですが
ン十年生きてきておもしろくないと聞いたのは
この一度だけだというのですから素晴らしい作品ではありませんか
1話1話説明したい気持ちはありますが少々長くなりそうですので、
男性諸君も楽しめる有閑倶楽部
まだ読まれたことのない方はぜひ
そして読んだことのある方は読み返してみられてはいかがでしょうか
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有閑倶楽部オフィシャルサイト
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1982年~発売
2巻/失わせしわが愛(’72)5巻/恋唄姫(’85)
12巻/淋しい大人たち(’89)
14巻/だからぼくはため息をつく(’93)
15巻/愛でなんか死ねない(’94)
18巻/ピザもガキもデリバリー(’94)が同時収録
有閑倶楽部に出てくるチンピラは本当にコワイ顔