月別アーカイブ: 2011年6月

咀嚼

AQ3
そうそう昨日のここ
レインボー日記を読み返して思い出しました
見分けのつかない犬の話ではなく
猫を見てにこにこしている私をどう思ったのか
妊婦になってからよくナンパされるという
リサちゃんがうちの猫を預かってみるかい
と言ってくれたことを書きたかったのですが
その猫が今晩
我が家にやってくるので
荒れ果てた部屋を片づけ
大切なものは猫禁制にする寝室へと運び
ひと息ついていると
思い出されるは昨夜のハンサムの言葉
死んだらどないするん
という思いもよらなかったひと言に早速
お断りの電話を入れたくなったけれど
リサ邸改装工事中の期間限定だもの
あたししっかり面倒見るもん
の思いを強く持ち持ちリサ夫妻&しみちゃんをお出迎え
すれば猫サリーもすぐに馴染んでくれ
昼間なるたけ掃除したけれど
ほとんどできていないテレビ台の下を気にいってくれたご様子
深夜、皆が帰り初めて猫と2人きりになり
ひたすら色んな角度から見たあと
我が家にいる間は今読んでいる漫画から
ヴァルキリーと呼ぼう、と思って

パンと葡萄酒

世界中がワンと叫ぼうとも
君がニャーというならニャーだ
を好きなことわざに選んでいる通り
昨年辺りから猫の魅力に気づかされ
フレンチブルドッグが好き
なんて言っていた時期もあったけれど
好きなフレンチブルドッグの写真を
友達らに見せたところ
これはただのブルドッグだぜ
と教えられ見分けもつかない程度で
よくもまぁ好きなんて言えたものだな
と自らを蔑み
愛するものならばその一部を見ただけで
あいつだってわかる、そう
それは来世で出会った時にだって
あいつだってわかるはずなのに
と落ち込んだそれからというもの
ブルドッグのブの字も口にしなくなった私
とブルドッグにまつわるエトセトラを
言いたかったわけではありませんがおっと
東洋一のファニーガールであるマッキーから
ランチのお誘いメールが来ましたので
今日の日記はひとまずこの辺にて
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オレたちご飯族

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髪切りたいと伸ばしたいの狭間
ここは迷宮じゃ
といつもならすっぱり決められるはずの
ヘアースタイルすら
決めあぐねるなんてそりゃ
人生も決めきれないよね
つっててへっと笑っている
そんな迷える子羊の私へ
天からのプレゼントなのか
会うはずのない月曜日に
いるはずのないあの人と
はにかみ合うことができるだなんて、
これは一方的な妄想なのだけれど
でも会ったのは事実
並んで歩き身体が丈夫なことも伝え
やるべきことはやった
やるべきことはやったはず、だけど
物足りなさと歯痒さを持てば
髪の形など恐るるにたらず
こんなもの、全てくれてやったっていい

女はそれを我慢できない

030.gif
仕事はいつもぎりぎりだのに
お休みの今日、朝いちスキップで間に合って
ブラックスワンという映画を劇場で観
女の美しさ、しっかと見届けたのですが
これがまだ午前中とは思えないけれど
暑さはまさに正午の陽射しで
その陽射しよりも明るい
くらくらしちゃうショッキングピンクのバッグを買い
このバッグを持つ時は
色んなヒトの誕生日を覚え
大きな声で笑うことを心がけよう
なんつってメキシコ帰りの店主がいる
TOMBOLAへと寄り昼からお酒を飲む時は
なぜだか誰に言うでもなく
言い訳のようなことを口走ってしまう今日も
例外はなくコレがコレで
なんつってコロナをいただきジリジリと音を立て
灼けているように思える肌を守りつつ
帰宅した後の昼と夕方の間といえば
私が思うゴールデンタイムに
贅沢にも昼寝したらば世間で言われている
お肌のゴールデンタイムに全く眠ることできなくなって

呼び捨ての心地よさ

appendiabiti
いつもあることがなくなるて
ちょっぴり寂しいナ
って思っていたら遅れてでもやってきたので
多いに喜んでいるのですが
と書くと別のことのようにも思えてきましたが
考えすぎのそっちではなく今日
ミハルちゃんから連絡がやってきたので
拗ねたふりしてみせたのですがそういえば
今年が明けた頃に
ミハルちゃんと我孫子神社&安倍清明神社へと
ちん電に乗り乗り30代の礼儀
と意気込んでお参りに行きお守り買ったのですがその時
そういえば行きも帰りも
ギャップが大きすぎるフェイスハンガーや
台車におばちゃんを乗せ坂を下るおじちゃんなど
気になること見かけたけれど
阿倍野名物であり日常の光景よね
と思ってニコニコしていただけだったのですがそれから数日後
携帯電話が壊れたというミハルちゃんからの電話
聞けばあの日買ったお守りストラップが
二つ折りの携帯電話に挟まっていて
帰宅すると液晶が割れていたそうで
お守りでそのようなことが起こるなんて
あの日そういえば不思議なことがあったものね
と口にしたけれどすぐにやっぱり
そういうことが起こりやすいミハルちゃんの側にいる
別の神様の凄さを改めて感じて
感じてしかたなくなりました

夢子のレインボーイタリア日記10

気づけば2年近く経っていたイタリア一人旅
もうどなた様も興味がないようにも思いますが
書き終えることは自分との闘い
今年もイタリア行っちゃうかもやし
ということで今までの日記はサイドバー/Categoria・
Italianoもしくはバカンスからどうぞ


firenze7
10日目/フィレンツェ3
<2009 10/14~10/28>
体調もすこぶるよい旅行10日目の今日
フィレンツェは今日も雨だった
などと替え歌歌いながら少し並んで入る
アカデミア美術館はそうです皆さんご存知
あのミケランジェロのダヴィデ像がある美術館で
どっかの広場にレプリカらしきものをすでに
目にしたような気もしますが
いやはや私の順番が回ってきたようです
いざ、入館いたしましょう



Galleria dell’Accademia
ほとんど学問の勉強らしい勉強を
ほとんどしたことのない私でも
なんぞやの教科書で見かけたことのあるこのダヴィデ像と
初めてご対面したのですが
皆さんご存知でしたかダヴィデ像って
5mくらいあるということを
今日まで等身大だと思って生きてきた私めは
たいそう驚き戦き
左手に何か持ってることも知りませんでしたが
顔が大きな気もするけれどビューチフル
ちょいと足が短い気もするけれどナイスマッスル
バックショットも気を抜いてはおらず帰国後
wikipediaってみるとどうやら
正面下方からこの像を見上げたときに
均整の取れた肉体と映るようにあえて
上半身を大きく作ったという解釈が一般的らしく
なんぞやの教科書ではわからなかった顔の表情も
メンチきってる感じの凄まじい目ヂカラに
力強さをひしひしと感じつつ
べたーとした2階の作品たちを楽しみ退館
目の前で今にも出発するバスに
飛び乗ってみるけれど


Devo fare fronte a quello
きっと10人も乗れば満員になるだろう
小さな黄色いバスに
旅の思い出テヘっ
なんて思って飛び乗ったのかナわたし
普段日本でしないことを
海外旅行でもしてはいけない
なんていう初歩的なアドヴァイスを忘れずにいたのネわたし
そう大阪のバスは降りる時に料金を支払えばいいけれど
イタリアのバスは乗る前に切符を買っておかないと
どえらい罰金払わされるって
知っていたはずなのに
小さな黄色いバスが珍しかったのかユメーコよ
乗車しているのは私を入れて3人
いつ運転手にナニか言われやしないかと
生唾飲み込んで座っていること気が気でなく
空気椅子さながらいつでも降りられる準備を万全にして



Ho una fame da morire
乗り方もわからなければ
降りたバス停がどこなのかもわからなかったけれど
白髪のマダムのあとを追ってすぐに降り
無賃乗車がばれぬよう足早にその場を立ち去り
胸のどきどきがおさまった頃には
なあんとなく見覚えのある建物の前
空腹に気づき今日まではずれのないフィレンツェ
ふらりと入ったお店で
隣のおじいさんが食べている魚介料理がおいしそうだったので
これじゃないかしら
と12ユーロもするのに魚であることしかわからないメニューを
調子に乗って注文すると
見事に別の料理でしかも
ちょっぴり驚くくらいの大きさの白身魚が一匹出てきて
手に握っているのはコルテッロ&フォルケッタ
所謂ナイフ&フォーク
まぁ日本ではぁ魚を上手に食べることに定評のある私だけどぉ
思春期の頃はぁ魚が上手く食べられるなんて
卑しいと思われないかしら
なんて悩んでデートではわざと
下手っぴ装ったこともあったけれど
普段箸でしかしないことを
ナイフフォークで試してみるいい機会、いいえ
これは私への挑戦状と受け取ろう
とぶつぶつ言いもってやってみると
意外と簡単にできてうほほつってふ、と隣を見ると
おじいさんがこっちを見て微笑んでくれていました
firenze8
使い捨てカメラということ忘れて撮ってました


ここの家の子になりたい
フィレンツェといえばな場所である
落書きは記憶に新しい
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂
極近いホテルに泊まっていたので
朝7時頃に鳴るジョットの鐘楼の音で
早起きを強いられていた、おかげで
日中ひとり旅でもぐうたらせずに過ごせたけれど
狭いフィレンツェにずっとおらず
近隣の街へ行けばよかった
と気づいた今日はフィレンツェ最終日でございます



firenze8
firenze7
恋のタルタルーガ
ウフィツィ美術館、いいえ
ダヴィデ像、ううん
フィレンツェ一番のお楽しみはそう、亀の上の彼に会うこと
と念願の彼に会いに行く道すがら
おいしそうな切り売りのピッツァをぺろりいただき
確かあたしランチで魚一匹喰らったはずだけど
なんて細かいことはウン気にせず
橋を渡り着いたピッティ宮に隣接してるボーボリ庭園は
一昨日訪れたリベンジで
今日は時間に余裕をもちもち
陶磁器博物館からすべてがドロドロでいて
セクシーな彫刻があるブオンタレンティの洞窟、
そして広い庭園の木々に囲まれた小道をぶら歩きしていると
野生らしきリスが前を横切り
外国の森に来ているヨ私
と捕まえられないけれどアハハウフフつって追いかけて大興奮
全く亀の上の彼と会うことはできないのだけれど
なぜこういうの作ったのか不思議でおかしな彫刻の数々に
小首かしげているとななんと
入口すぐのところにいた亀の上の彼こと
バッカスの噴水とご対面
写真で見るよりもおっきいですね、と呟いていて
bacchino


Semplice
再び渡るポンテヴェッキオの両側にも続く
まばゆいアクセサリーたちを
ショーウィンドウ越しに見るけれど
やっぱりアクリルやプラッチックでできた
アクセサリーが好っきやわぁ
なんつって若くもなければ熟女でもない
微妙な年齢に滞在する私にまだ似合えばいいのだけど
firenze5


とってもいい街だったけれどもう
フィレンツェはお腹いっぱい
と思ったのはなぜなのか
明確な理由はないのだけれどもしかしたら
今夜行ったレストランの定員が
あいーん、とか
どんだけー、とか
言うてきたのに苦笑いしたのが
ちょっと疲れちゃったのかな
それでもやっぱり惜しまれる
明日でフィレンツェとはお別れです
firenze9

ナニだるま

以前ご一緒した際に
なかなか酔ったから
カットには来てくれるけれど
お酒の誘いはしてくれないのかナ
と思っていた年下のお客さんから
カット終わりで久しぶりに
飲みましょう
なんて言われたので最近の焼鳥といえばココな
夢屋近くの焼鳥屋からGBへと行き
お酒のおかわりは慎重に
何やら気になるストリップ劇場へ来月
連れていってもらえう約束を取りつけ
初めて見ることができる感動に
あたしゃさすがに涙は見せないけれど
もうすでに緊張に襲われて
poze.gif
待ち遠しくって、思わずポーズ

アラビアの砂浜

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家から一歩も出ない
と心に決めた休日なんて
だらけるほかなくって
ソファにあられもない格好で座っていると
やってきた一通の粋なメール
座り直してなるたけ相応しい返事を考えていると
1時間が経っていた
なにもない日
この1時間が今日のすべて