月別アーカイブ: 2010年1月

度外視

タバコをやめてからというもの
昼間ほとんど飲み物をとらなくなり、
夜はいつだって大人のドリンクを浴びるように飲んでいますが
コーヒーの量が減ったことは喜んでも
手放しにはなれず水を
ぐびぐび飲むようにしているところに
忘れてました昨日の蝶
明るいうちに確かめておかなければ
と覗いてみるとその姿見えず
しかし親指大といえども油断してはならない
とポスターやらタンクやらの裏も確認
あいつはいなくなった
と確信したけれど一度いついた恐怖心は
なかなか私から去ろうとはしないので
誰かトイレを使わないかしら
と思っているところへ頼もしいご夫婦がご来店くださりえへへ
つって話せば俺にまかせな
とご主人が驚くほど豪快に入ってはチェックしてくださり
あの夏の日といい毎度お世話になります
と深い感謝を頭の上へ掲げ安心したのも束の間、晩
目の覚めるような落胆がやってきて

日常と逆襲

012

女もン十年ひとりで生きていると
何でも自分でしなくてはいけなくって
大好きな洗濯以外の家事も
そこそこ楽しんでできているけれどだめだ
これだけはいつまで経っても
平気にならないそう
それは虫とのつき合い方
これだけはいつになっても
いくつになっても
慣れることはないけれどしかし
どうにかしなければ
どうにもならないということは
わかるわかっているのだけど昨日
あら季節はずれの蝉かしら
と見間違う大きさの
美しいとは決して言われない方の蝶、
ほとんど茶一色の蝶にも似た以下/蝶が
知らぬ間に夢屋のトイレに迷いこんでいて
髭面素敵なメンズが雨宿りがてらやって来たのならば
雨がやむまでささ一杯おやりなさいよ
なんつってと喜んで肩に手をかけますが蝶ですよ
しかもあっちの方の
発見した時の声にならない恐怖のひぃという声
ほうきの柄でつついても動かない塊
出ては行かないが覗くたび変わっている場所
虫を素手に捕まえられるミハルちゃんが
偶然近くにはいない心斎橋
しかたなくいつも行くコンビニでトイレを借り
なんとか万全でお客さんを迎えられれば夜
外も薄暗さが私の恐怖心をさらにかき立て
覗くことすらためらわれ始め
なぜ人はこんなにも暗闇を恐れるのか
その意味が少しわかったような気がした夢子いくつめかの冬

昭和の男

アラブの人くらいの
立派なおヒゲを持つおヒトと先日
閉店間際のデパートに入ろうとすると
おじさん警備員が知ってる単語振り絞った雰囲気で
そ、Sorry!
と閉店を知らせてきました
そんな彼は常に免許証を持ち歩いているようですが
最近のお楽しみである早い時間からゆっくり飲むを本日も、
休みごっとにしていたら冬の恐ろしいパワァも相まって
腹肉だけでなく全身がはちきれんばかり、いや
以前からはちきれんばかりだったはずだから、ええっと
もしかしたらもうどこかからナニかがはみ出ているの、かも

妄想トレインソーラン中

正月に実家で
これからは鍋で米炊こう思て
とこたつでみかん食べながら
鍋買わな言うてると母が
土もホーローもあるよどっちでも持って帰り
と言いなんでも言ってみるものかしら
と自転車もないねんなぁ
と言うとままさか
乗ってない自転車あるよ
乗って帰りとはさすがに言わなかったけれど
自転車まで手に入れなんでも言うてみるもんやなぁ
なんつってお米ライフを良きものにしつつあるところへ本日
ミハルちゃんから、
とうとう家を購入したミハル一家が明日
新居へ引っ越しで次はシステムキッチンだからユメーコよ
ガスコンロいらないかい
と連絡がありおおそれはお米炊くタイマー付いてるの
と聞き返せばもちろんの返事
どうやら魚焼きグリルも水を入れなくていいみたいだし
とお客さんに話していると
昔はグリルに水入れてたんですね
と言われどうやら私のコンロは知らぬ間に
随分古い物になっていたようだけれど
ようやく我が家にもハイセンスはコンロがやってきました

チャイナタウンでよろめいて

誘ってほしいときに来る誘い、いいです凄く
と昨夜こりんママが
仕事の悩みを持ち持ち誘ってくださり
珍しくピンク街の焼鳥屋で飲めば
隣で飲むおばちゃんから
気分晴れる素敵なエピソードをいただき
調子づいてbarゴールデンボールにて
ひいたアイドルくじで当たったアイドルシールがままさか
まぁくんさえ知らないアイドルで驚
欲しい方はぜひおっしゃってくださいませね

2月11日は定休日の木曜ですが
祝日ですので営業いたします
ぜひご来店くださいませ

今更JOY

手荒れはしなくっても年々
ボディの乾燥が気になるなるお年頃の私を
知ってか知らずかお客さんから
あそこですあそこのお店です、そう
バスボムは入浴剤をいただき
今夜のビバノンノンを待ちきれず
胸のボタンをひとつ開ければチロリアン、いいえ
包装紙、箱、缶、包み紙そしてお味
全てがパーフェクトなお菓子といえば
千鳥屋のチロリアンをまた別のお客さんからいただき
冬の嬉しい贈り物を一人占め

妄想トレインヤーレン中

私が美容師を続けられたのはひとえに
手荒れしない体質だったからと思いますがでも
それでも冬場はやっぱりちょと荒れ
忙しさを手荒れで感じては
割れる関節に優しく微笑んでいたのですが
今、キーボードーを打つ指先を
スムーズに曲がる関節を見ると
空を見つめ唇を噛みしめ
手荒れを強く求める次第でございます

夢子のレインボーイタリア日記3


あれから3ヶ月が経ちましたが
まだ3日目のイタリア日記(今日はヴァチカン日記!)
今後もちまちまではありますがアップしていきますので
ご興味のある方はぜひご覧になってくださいませ
今までの日記はサイドバー/カテゴリー/
バカンスからどうぞ



3日目/ローマ2
<2009・10/14~10/28>
甘いパンとオレンジジュースの朝食に
昨日は頼めなかったカップッチーノをつけてもらい
満足している私と相席になった
ロックスターのようなおじさんは
ティ?カッフェ?の問いに濃いエスプレッソ
ときっぱり答えているのを見
まだまだ成長できるのねと笑って挨拶



別人のよう
特別な目的はなくイタリアを貪るように
ぶらついた午前中
日本と同じくらいの気温と聞いていたけれど
なぜだかヒートテック&念のためのコートが
手放せないけれど清々しい今日も観光観光ヴァチカン美術館
行く前に小さめのピッツァを小さめのビールで
遅めの昼食にいただきムフー、と
ひとりおいしさを噛み締め行けば
わんさかの人だかりで今日は入れないかしら
と心配になるけれど全く並ぶことなく
一歩踏み出せばすぐに広がる中庭
天気のよさを松ぼっくりとお空に感謝し
楽しみにしていたラオコオン像の形相と
美しいボディに私が蛇だとしたら
という想像をできる限り膨らませては
システィーナ礼拝堂、螺旋階段など見進み
床、壁、天井と隙間ない絵画
どこまでも気を抜かない装飾と彫刻らを全身を使って鑑賞、多分
全て回れなかったけれど
興奮と重い疲れを背負いサン・ピエトロ広場でひと休み




美男美女
旅の間メモのような日記のようなものを
つけていたのでそれを読み返しながら
これを書いているのですが
サン・ピエトロ広場でのメモが
ハトがいっぱい平和だな
でどこに居てもなあんにも考えていない自分と
だけどそれでもあの情景が思い出せている自分に
なんだか恥ずかしさを覚えてはその後サン・ピエトロ大聖堂へ
日本語音声ガイドがあるところでは
できるだけ使っていたのですが
まぁ根本となる宗教がわかっていないので
ガイドを聞いてもよくわからない上
ここの音声ガイドは結構な噛み具合で
イタリアの寛大さを改めて好ましく思い
皆さんへイタリア旅行の前には少しでも
宗教をお知りになるこをおすすめいたします
ミケランジェロがデザインしたコスチュームだそうです


やっぱり別人のよう
メトロの入口近くに露店が何軒か並んでいたので寄ると
とてもつもなく流暢な日本語が聞こえてきて
日本人?と反応しキョロつけばななんと
携帯電話で話す外国人紳士と目が合うここはイターリア
あなた日本人ねどこから来たの
と電話を切ったイタリア人紳士が
大阪生まれたこ焼き育ちの私より
上手は標準語を使い話しかけてきて
大阪かぁ僕この前、十三でこれいれてもらって
とまくり上げられた袖から見える手首に「愛」という漢字
それはタトゥーで
帰りにおいしいお好み焼きを十三で食べたヨというので
それってやまもとのねぎ焼きじゃない
そうだ、ねぎ焼きだ
とままさか日本から遠く離れたローマで
外国人とやまもとのねぎ焼きの話をすることになろうとは



酔いの困惑
今夜はローマ名物リガトーニ・アマトリチャーナを
イタリアビールはナストロアズーロでいただき
これを喰わずして死ねるか
と吠えたかは忘れましたが昨夜は
カルボナーラのようでそうではないスパゲッティを食べ
曖昧な記憶はワインのうまさに秘密があるのか
バルサミコ酢のおいしさを
覚えて帰ってきたことだけは確かなのだけれど
夢子のレインボーイタリア日記4もお楽しみに