節穴 見えすぎちゃって困る わたしの小さなふたつのお目目 ついさっきすれ違った 透明人間も見えちゃうんだから 今日はどうかしてるわ 見たいものはたくさんあるけれど 隠れたものまで見たくないわね ああでもどうかしてるのはわたしじゃないんだわ
夢夢子はまだときめく 二ヶ月は悩んだのですよ いや本当はもっと悩んでいたかもしれないけれど は、と思いつく限りでは二ヶ月悩みましたよ このひと月は心底悩み抜き 普段の悩みなど三日あればもうええっか となるところを寝ても覚めても、いいえ 嘘 悩んでなんかいないわ 嘘は女のアクセサリーのようなものだもの それはそれはもう 目が合った瞬間からわたしのハートは決まっていたのだから 大好きと何度口にしても 満たないナニかを埋める術を知らずにいた 昨日までのわたしよSAYONARA * 今日から多いに羽ばたくこととなった私こと私めは本日 アキラックス祭を開催その内容とは 大好きと何度口にしていても 復刻ポスターしか持っておらず 当時の物を持っている方へ大袈裟にハンカチを噛むという アクションを見せたこともありましたがとうとうちんき堂にて ポスターを購入したのですそう いつの日かこちらで書いたあの 読書週間のポスターを 宇野亜喜良さんがカルピスを辞められた頃でしょうか はっきりとはもう何もわかりませんが 宇野さんの描かれる女の子はかわいくって、いや 男の子も素敵ですがでもやっぱり女の子は魅力的で今夜は祭です ポルターの入った筒を笛と見立て 踊っている人を阪急電車で見かけませんでしたか その気持ちはあれど大事に懐に隠し持ち 持ち帰ったのでそんな人いたはずはないのですが でももしそう見えたならば それは絶対に私のアキラックス祭です
夢夢子は二度ときめく 私のアキラックス囃子は 東京まで聞こえてますか ということでMAMBOさん(リンク/333Loenge)が 私へと送ってくださったうちわは ただのうちわじゃぁございやせん、そう 宇野亜喜良さんのイラストレーションどどんなうちわは今年の 麻布十番納涼まつりのうちわで 連絡をいただいた時には遠き関西の地で 喜びの悲鳴が駅構内に響くこととなったのですが 噂に聞いていた麻布十番まつりに 祭好きの私も一度は行ってみたいと思っていますが年中祭 毎日がアキラックス祭の私はいよいよ明後日 盛大な一人アキラックス祭を開催するのです
妄想トレイン続行中 今夜のために昨夜酒をひかえたのは 息子を預けたミハルちゃんと 久しぶりにさしつさされつするからで いつもの居酒屋で落ち合い乾杯すれば 最近中年太りでね とぽつり言うミハルちゃんは ユメーコも気をつけなあかんで と忠告をくれるけれど おにぎりとまぐろご飯を同時に注文しようとするのだから なんて愛くるしい中年なのかしら とかわいくって仕方がないので 毎月最終日曜にアメ村はアメリカ村にあるバー ゴールデンボールで催されているにちよる、 真っ赤な歌謡曲へシャバダバ行けば やまのぼる(リンク/とっくりおばけの円盤)が来ていて 俺はもうアスファルトジャングルはまっぴらだ という話を聞きもってミハルちゃんに ゴールデンボールオリジナルカクテル「淀川」を ご馳走したら私も 昨夜の分まで飲みちらかして
ねじ式 モーレツな陽射しも暮れ始めた頃向かう神戸は三宮 おでこが痛いという色んな海に港を持つ女に 冷えるなら前髪カットしよか なんつってECDT(石立鉄男)追悼!?顔祭が催される クラブタリスマンへ昨日の酒を持ち持ち行けば ちょうど始まったところで 外国のビールを飲み見るトーク付きすべらない映像は この夏の最後を飾る暑さ暑苦しさ素晴らしいイベントで ホットな気持ちは堪えず笑いを誘うのだけれど ふ、と目をやれば渋い顔をしている色んな海に港を持つ女がいて 渋すぎる顔の原因を聞いてみれば おでこが痛いのではなく頭痛がすると言い やっぱ前髪カットするべきやったやん という私に無反応なほどの頭痛に襲われていたので 河童を捕まえられる素早さで大阪へ、戻る
ヒューヒューだよ 久しぶりに忙しかった今日を さらに素敵に彩るべく先日 お家で手料理を振る舞ってくれた chieさん(リンク/modern cafe 2001)を 東洋一のファニーガールであるマッキーと二人で もてなそうと再び夢のある歌舞伎座裏のイタリア料理店へ ついこないだまで似かよった状況に置かれていた 三人だったのに生きる早さの違いは 二人のスピードの早さに 私だけおいてけぼりをくらい 尊敬の視線を向ける隙もなく 私の中でぐるぐるとワインが回り出し始めた帰り道 ハントしたボーイに にんにく臭いなんて言われて驚 親父にも臭いなんて言われたことないのに
そっちの世界 あの人の起きる時間と同じくらいに目覚めた今日は 一年に一度あるかないかの 午前中に休日の予定が全て終わるという 偉業を成し遂げ万歳しながら自宅へと戻り 両腕を上げたままの昼寝は夢の中で思い返される今日の出来事 数日前にお客さんから届いた手紙は Art Camp 2007展覧会のお知らせで えちらおちら向かう大阪港ギャラリーヤマグチクンストバウで 静かな狂気を目の当たりにしたら なぜか急き立てられその勢いで自宅まで帰り こうして眠っては夢の中でまた同じ出来事を繰り返し 喜んでも短い休日の夜だけは長く
一人でも二本 息子を連れミハルちゃんがカットに 悩みを連れ色んな海に港を持つ女がカラーにやって来て 普段のヘラヘーラに輪をかけて間抜けの花 夢屋に咲かせ今夜は早々に たこしげ(リンク/たこしげ)で飲んでは ほどほどな時間に帰ろうとすると突然の驚くような豪雨に遭い ほどほどな時間に帰るものじゃないね ともう一杯飲めばよかったね なんつってると偶然お客さんと会い 雨宿りがてら飲みに行き いつも以上にニヤついた顔を晒したまま帰り気づけば もう雨は、やんでいて