月別アーカイブ: 2006年7月

あまりの暑さによいとせのこらせ
と坂田利夫みたいな歩き方をしてしまっているのですが
いまだネットが
インターネットが復活せぬまま
日記だけをひとり
書き連ねてはお入りくださいありがとう
おくれやしてごめんやしておくれやして
大阪名物パチパチパンチ
イ~~
かいーの
君たちがいて僕がいる
と新喜劇のギャグを思い出してみるけれど
ここまでしか思い出せず
それもこれも暑さのせいよね

中の上、中、中の下

突如ネットが
インターネットが繋がらなくなり
同じサーバーであるレディに電話してみると
フムフム、デート中でどうやら私はお邪魔のよう
それならばとボーイをハントし私も
夜の街へとくり出したのですが
世知辛いヘアカラーはヘアカラー剤へのモキモキ感をぶちまけるには
日本酒をあとニ合は飲まねばこの気持ち
晴れなかったけれど
酒を飲んだところで問題が解決するわけでもなし
芋の香り心地よい焼酎を飲み飲み
名前負けしてるしていないとか言ってると
知らぬ間に11人いる

三歳までの英才教育

久しぶりにミハルちゃんが夢屋に来、
弟を連れ夢屋へとやってきたのですが
7つ8つ歳の離れたこの弟
小学生の頃は分厚い眼鏡をかけていたので気づかなかったけれど
なんともまぁ男前に成長し
パティシエになりたいそう
近々面接を受けるというのにLLブラザーズのような
ヘアースタイルを要求してきて
夢屋では滅多と注文されないスタイルに少し
緊張するもだんだんと楽しくなってきて
こっちをもっと刈り上げてここにラインを
とこちらから提案してみる程に
そしてそのあと京都でも個展真っ最中の沖縄女が本日より
大阪でもグループ展に参加するというので
ふらふらとお祝のシャンパンを持ち持ち長堀通を自転車で向かったのですが
アウェイの梅田ならばともかくホームである
ミナミというのに迷いに迷った挙句
最後に地図を持っていることに気づきようやく到着
京都での展示とはまた違った雰囲気で
しおらしくも内に爆弾を抱えているような沖縄女の作品と
7人7色の展示を楽しみ以前
宇野亜喜良さんに贈るためフラワーのアレンジメントを頼んだ
今回のグループ展にも参加しているお宮さんと三人
かすうどんを食べた後沖縄女と二人になり
海が見たいわ
とドライブにくり出すことにし西、
西に行けば海があるはず
とぐいぐい走れば弁天ふ頭に辿り着いたのだけれど
現金の詰まったアタッシュケースとアレを取引していそうな
トランクから髪の毛がはみ出していそうな
そして数台のパトカーに囲まれライトを当てられそうな
とにかく関わりたくない雰囲気十分なふ頭であったため
すぐにそれはもうすぐに目をつむってその場を離れ
閉店後の海遊館を折り返し地点とし
二人とも全く興味がないというのに
わくわく宝島だねマジィ-だねパ・ティンコ
なんつってすぐにポポポポな会話に戻りミナミへと戻る


「a base…」
7人展
細野ビルヂング

7月29日(土)~8月7日(月)
11時~19時(最終日のみ17時まで)

石鹸、油絵、花、染、陶芸、布、織の
7人によるグループ展

ナナ巻に涙の謝罪

中学から続いていた漫画への愛が
少々弱まった今年
着実にその愛を取りもどしてはいるのですが
まだまだパンチがないこともありいつも
おもいしろい漫画があれば教えあいっこしているお客さんと
閉店間近の本屋はアセンスへと駆込み
お互い全く知らないべたべたの少女漫画、
ハッピーエンド必須の胸きゅん少女漫画を一冊ずつ買おう
と駆込みそれ読んだことありますわ
とかそれアレ描いてる人ちゃいます
とか言いもって途中、シグルイ/作・南條範夫 画・山口貴由
を絵ぇ嫌やぁて言うてんのに
誰かが家に置いていったんですよ
でもまぁあったから読みましたけどね
嫌がらせとしか思えまへんわ
とお客さんがそれを知らなかったのでこれです
と見せギャギャギャーとかして
全く知らない未知の少女漫画を一冊ずつ購入し別れ
私の心をきゅんきゅん鳴かしてくれるのかと思うと
なんだかもう胸が高鳴っちゃう

黒い家

引越しが大変なことはわかってるんです
けれど2年に1度のペースでやってくるんですよ
引越ししたいっつー熱が
新居への憧れっつーんですかね
めらめらと燃えよるんです
新しい部屋のにおいってよくないですか
木のにおいなんですかね、あれは
それとも目で見たものを
勝手ににおった気になってるだけなんですかね
新しいにおい
ミハルちゃんに言うてみたら、あ
ミハルちゃんて友達なんですけど
ミハルちゃんに言うてみたら
カウンターキッチンのある家がいい言うてたけど
やっぱあの娘の言うことはさっぱりわかりませんわ
まぁさっき本屋で買うてきたこの画集寝ころんで見とったら
この部屋も悪ないなとは思うんですけどね

恋をするのは金曜に生まれた子

素敵な緑色のピアスをした
お客さんにやきもちを妬いたのですが
考えてみれば私って
好きな色というのにあまり緑色の服などを持っておらず
今は意識して赤系のものばかりに目が行くし
とぶつぶつしていると
Mondo(リンク/Mondo)のaiさんが
休み前やのに真直ぐ家に帰りますのんと言ったのはあんさんや
このおとしまえつけてもらいまひょか
とつまり夕方会った時に
もう帰るんですかと私が言ったことで
あ、今日は休みの前の日だったのね
と気づき気づかせた私を飲みに連れ出してくれたわけで
うちは逃げも隠れもしませんえ
と先日のプライベートパーティの時にいただいたたこ焼き屋へ
冷めてもおいしかったたこ焼きは熱くってももちろんおいしく
シークヮーサーの酒で食べても大阪の味は変わらない
女が女であるが故おしゃべりは尽きず
夜はどんどんと暗闇に落ちるけれど私らは逆にそう、逆に

湯上がりは親でも惚れる

こんな暑い日は
お外でビールなんか飲んだら格別じゃなぁいの
と考えただけでプハー、としていると
夜空の下で飲まないかいお嬢さん
と天神祭へ行かないかいベイビー
と誘われ天神祭も今日と言えば花火大会があり
考えただけでブヒ-、となるも
普段は人込みを好まない私も今年は
そういうのって夏の醍醐味よね
と毎度のことながらよく考えもせずに漠然と思っていたので
出かけることにしたのですが
現地集合の上に着いたら連絡するといった
待ち合わせ方法を取ったために着いてすぐ
よく考えればよかった今すぐお家に帰りたい
とぐちぐちすることになったのは
混雑のあまり携帯電話が繋がらなかったからで
今朝は感じていなかった昨日の酒が
一気にこみ上げて来たような気持ちになったけれど
打ち上げられた花火は綺麗し
蝉を素手で捕まえ木に戻してやる青年は育ちがよく
ビールは今日もおいしい
前回成功したからといって今回も同じ手が通用すると思った私も
ご愛嬌ということで、夏

骨の髄までしゃぶりつくす

なかちゃんの愛称で親しまれるなかちゃんが
今になってさーやと呼んで欲しい
なんて言うので今さらさーやと呼ぶことにしたのですが
そのなかちゃんが、いや
さーやが来月から東京に移り住むというので
気のおけないきゃつらが集まり本日
お別れ会の会場は大正へ
まぐろを食べ食べ皆がはなむけ、餞別を渡す中
田名網敬一が大好きなさーやだけど
アキラックスも好きなので私のコレクションからひとつ
何か差し上げようかしら
なんてことも考えておったのですが
惜しい、うちかてアキラックス好きやねん
と非常に惜しくなり大正への来しなに買うた
バッグをプレゼントそして
別々に包んでもらったTシャツを後から渡し
期待させるけれど両方ともさーやの、
その場にいた全員の、
全く好みではないものを選べば
期待通りの反応で私たけが満面の笑みで頬を赤くし千日前へ
雨宿りのつもりが
今、世界で最も美しい場面に立ち会うことができ
驚きと酔いにさらに満面を朱に染めて