月別アーカイブ: 2006年3月

女ってそういうものですから

あのヒトをおもったら、空が見たくなった
ノックもせずに急に女が現れる
ノックもせずに、失礼しちゃう
一先ず話を聞いてみると
ノックはしたというし
ホワイトデイだと言って包みを差し出した
渡していないバレンタインデイのお返しをもらう
また空を見れば、閃いた
これはきっと真っ赤な薔薇を送った
あのヒトからわたしへのホワイトデイ
きっとそうだわ
どこでどう間違えばそれが
ノックもしない女に渡るのかは考えつかないけど
恋をしたら、広い空を探したくなる

ふるぼん

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べらぼうな寝不足を持っているというのに
あまりにもツいている今日
体は勝手に神戸に向い
足は勝手にスキップで元町駅を下車
目指すはもちろんちんき堂
第4回ちんきの夕べに初めて行くも
JRで事故があったようで電車がたいそう遅れていて
けれどそれらは全く関係なく私の出発が遅れ
ただ遅れただけなのですが
しかし遅れたにもかかわらず前列での観覧に
やはり今日のツキは半端ないわ
とムフーとちんき堂店主、戸川さんと進行役である尻プロ
ご両人のおもしろトークを、いや
「緊急講座・古本屋にならないために」を聞き、いや
でもやっぱりおもしろトークイベントを楽しみ
売りがないのが売りのちんき堂
なんて戸川さんは言っていたけれど、
探している古本が見つけることは幸せだけど
全然知らなかったけれどおもしろそうな
読みたくなる本が見つかることも幸せで神戸に行けば必ず立寄る
手ぶらでは帰さない帰れない店であり今夜も
幻のミニコミ、ハッスルホイを購入
そして根本敬の茶碗、
卵子に向って何万もが我先にと泳ぐ
エネルギッシュなイラストの茶碗、
大盛りによそうことが安易に想像できる茶碗も購入しそういえば
茶碗を頭にかぶって前髪を切ると
ぱっつり真直ぐにカットできると講座中言っておられ
ヘアードレッサーになってから初めて聞いたのですがムフ-と納得
いつか夢屋で茶碗をかぶれるラッキーなお客さんが
おられるやもしれませんが
待ち合わせていたアコーディオン奏者であるかんちゃんと
ようやく挨拶を交わし三宮までふらふらと歩いて古着屋マルアに寄り
初めて見た柄だけど大好きな柄の柄シャツとパープルのベスト、
そして2年ぶりにサングラスを購入
お目当てはマルアオリジナルのワイドパンツだったのですが
サイズがなく次回購入を余儀無くされたのですが
ワンサイズ小さいのを履いてみなよ
今日はなんだか細く見えるから大丈夫よ
と黒いコート黒いブーツの私にかんちゃんは
おかしなことを言ってきたけれど
乗せられ上手の私は思いきって試着
もしや、
という素晴らしい出来事などそう滅多となく
黒がそう見せていただけという事実だけを残し
私のツキはもうすでに遠いお山へと飛んで行ったようで
肩を落としてフィッティングをそしてマルアをあとにする
けれど寒い夜空の下
心地よい買物袋の重さが私をあたためてくれて

ムードとテクニック

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毎年、今頃になると無性に
ヘアースタイルを変えたくなり
ポポポなヘアーカラーをしたくなるのですが
がらりとヘアーチェンジする際に、
もう少し伸びてから、
ヘアーカラーをしようと目論んでいる私は
ぐっとがまんしているのですが
そんな私をモキモキさせる出来事
夢屋のヘアーカラーにピンクとベージュ、メタリックの
三色が増え今まで
それらに近しいものがなかったわけではないのですが
鮮やかな、美しい発色の新しいカラー剤が増え、
ピンクはドピンクという色ではないですが
なんともいえないスウィートさで
ベージュは好きな方も多いと思う
深い栗色落ちついた栗色で
メタリックは本物のメタリックを想像されると
違った色合い、艶になりますがまぁ
これ何色?
と聞かれたらまぁメタリックゥ
といった雰囲気を持つグレー系になり、
ヘアーカラーの色とは、感じ方に大きな個人差があるので
私の感覚感想になりますが
どれをとっても、
もちろんほかのブラウンやレッド、オレンジなども
どれをとっても美しい色でありまた
果物や食べ物で色を例えたりはしない
直接的な色の呼び名も個人的には理解しやすく、
欲を言えばメタリックにはひっかかりましたが
彼にはほかの魅力もあるのでひっかからず
移りゆく季節
春風に新しい髪色をなびかせませんか

リンクに、先日偶然ですませたくないご縁のあった
fukada ericoさんのサイトfukada erico.comが
増えましたのでぜひご覧くださいませ

愛の代名詞

私を酔わすにはじゅうぶんすぎる
楽しい会それはヤギー鍋を囲む会で昨夜
したたか飲みすぎ毎度のことながら
誰か私を叱って
という気持ちの宿酔を持ち持ち電車に揺られ目指すは
昨日が両親の結婚記念日だったので
特別祝うわけではないけれど
ママンから連絡があったので実家へ
その前に無印良品にて
お揃いのボーダーTシャツでも買ってやろうか
世に言うペアルックだな
と寄るけれど今どき
ペアルックという言葉すら存在しないかのように
メンズとレディスで同じボーダーがなく仕方なく
同じ日に着ていてもペアルックには見えない幅のボーダーを購入し
読みかけのハードカバーを読み読み揺られればすぐに実家へと到着し
ペアルックがないなんて世知辛い世の中だねぇ
なんつってパパと晩酌
ペアルックでなかったことを喜んでいるのが見え隠れする両親から
夢子はこういうの好きだろう
と土産らしき包みを渡され開けば
春画の描かれたおちょこ、ショットグラスで
はて、夢屋のサイトのことはひと言も
漏らしたことなどないというのにはて
なぜこんな素敵なものを私に
と喜んだものの私の
私のプレゼントセンスを考え直さねばと反省

息吹き

銭ゲバキャンペーン
だなんて前回と同じネーミングだし
探したのですよ
探したのですよヘアーセットに関係ありそうな漫画本を
しかし納得できるものは見つからず
エースをねらえ!なんてどうかしら
お蝶婦人の縦ロール
なんて思ったりもしたけれど
やっぱりフに落ちず結局使い回したわけですが
そんな冬のキャンペーンも本日
終了いたしました
皆様どうもありがとうございました
このキャンペーンはいつか、また、
開催したいと思いますのでその際も皆様
どうぞご来店くださいませ

キャンペーンは終われども
ヘア・サロン夢屋は日々
ヘアーセットを応援しておりますので
なんなりとお申しつけくださいませね

リリーとフランキー

いつも行くヘアーサロンとは以前
勤めていたサロンで
わたくしことわたくしめをスタイリストにまで
育て上げてくださったサロンで
手塩にかけて育ててくださったのに
フェイドアウトで辞めた畜生めな私を
いまだ心良く迎えてくださるサロンで
フェイドアウトして辞めたくせに
どの面さげてカットに、
辞めた後初めてそのサロンをどんな気持ちで訪れたのか
酒を飲んでいなくても記憶が曖昧な私は全く
覚えてはおりませんが
覚えてる人がいても聞きたくありませんが兎に角
夢子に優しいサロンで
いつもカットしていただいている方とは以前
やはり同時期に働いていたことがある方で
わたくしことわたくしめに一番近かった先輩で
彼の下では誰も育ったことがない
というのは嘘ではなく断言できる厳しい方で
その方はまさにワイルド
という言葉がぴたりと当てはまるお人で
爆弾と空気のようなぴったりの相性であるその厳しさとワイルドさを
疎ましく思ったことは際限なくありますが
空で一等ぴかるお星さんに涙で誓った美容師の道を
外れることなくわたくしめが初めて彼の下で育ち今では
とっても仲良しで
もう何年もその方以外にカットさせていませんし、
その方のことを強運の持ち主だと私は常日頃から
尊敬と羨望の眼差して見、接しておるわけで
夢子に優しいスタイリストであるその方がこの度
ご自分のヘアーサロンをオープンされるとのことでめでたく
最近では色々と質問されるのです
必要なものであるとか保険所への提出書類のことであるとか
しかし本日ニ度目となる、
酒を飲んでいなくとも記憶が曖昧な私は
細かいことであるとか難しいことであるとかは全く
覚えておらずなんとかなりますよ場所さえ決まれば
てな塩梅で唯一アドバイスできたことと言えば
電話はコードレスフォンにした方が便利です
それしかなく気持ちはご協力したいのですが
頭がついて来ずシャバダバしているのですが春
目の眩むような季節がやって来て

はみだしの恋歌

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胸が大きく波打っている
わたしを選んだ美しい刺激は
雨のように降りそそぎ
水たまりを作る
遠くで聞こえる足音が水を蹴る
思ったより遠くはないかもしれない
けれどもうどうでもいい
だってわたしには感じられないのだから

魂の問いかけ

今年からは購入した本を
6、70年代以外に出版された本もここに書くでぇ
なんつってたのですが日記に本屋へ行ったと書かなければ
なんや書く機会を逃しており
まぁわたくしなんてものは
元旦に掲げた今年の目標をころり、と先月に
かえるような輩ですから
まぁよく言えば一日一日
その時の気持ちを大切に生きている
となりますがまぁひと言で言えば適当なわけで
大きな目標はかわっても小さな決め事は続けてゆこう
とハ、となりグ、となり
こないだ注文したばかりと思っていた
人様に差し上げるための本、それは
それはプレゼントする万博本が入荷したと連絡を受けてから本日
もうすでにひと月が経とうとしておったことにまた
ハ、となり急いで大型書店へ取り行き
ついでに私の好きなミステリをおまけにつけようかつけよまいか
悩んでおれば予約時間が迫り立ちこぎで夢屋へ
空いた時間に夢屋付近にある中型書店へと行き
おまけについて考えていると大好きな町田康さんの新刊
正直じゃいけん/角川春樹事務所が目に入り表紙も西岡兄弟とそそられ
この上なくそそられたのですが私は
エッセイが苦手で今まで最後まで読み終えたことは一度もなく、いや
わかってるんですわかっているのですよ
町田康さんのエッセイがただのエッセイではないことは
わかっているんですおもしろく読めるにきまっていますし
東京飄然も買いましたし読書予定は次の次に入っていますし結局
次、書店に訪れた時に絶対買うこともわかっているのですがエッセイは
一回スルーですよ必ずスルーしますね
その本を手に取ったり戻したりして数分を過ごし去り
店内をぐるぐるしておれば
BIBA スウィンギン・ロンドン 1965-1974/長澤均と
クサマトリックス/草間彌生を購入し今度はゆっくりと
帰路を自転車で進み今晩の楽しみに顔がにやける


BIBAスウィンギン・ロンドン1965-1974
クサマトリックス

今まで購入したものを思い出せるだけ
20世紀少年―本格科学冒険漫画 (21)
ラッシュライフ
Death note 10〔デスノート〕
装苑 3月号
Steel ball run (Vol.7)