月別アーカイブ: 2006年12月

4U

酔うてる姿を見られたくないので今まで
数えるほどしかお客さんと飲みに行ったことがないのですが
久しぶりに誘われ
日付が変わる時間を自宅で迎えるぜ
とつまり早く帰宅することをかたく決意し
何度も呟いては自らに暗示をかけ
道頓堀にあるメキシコ料理店へと迎えばななんと
そこは誘ってくださったお客さんとはまた
別のお客さんが働くメキシコ料理店で
嬉しい偶然と大好きなケサディージャを
20種類以上あるテキーラがさらに盛り上げてくれるけれど
今夜は調子という名のビッグウェーブにのりのり乗ることなく
飲みすぎることなくお客さんと別れ
やっぱり私は日本人なのだわ
と今日を焼酎で締めくくるべくひとりふらり寄った店にて
零時は春風よりも優しく私の上を通りすぎます

ナニを着た悪魔

母の土産センスに物申したことは
数あったのですが先月
西表島に行ったと三線ストラップをくれ
それがよくできた上にとってもかわいく
久しぶりに喜んだのですが
私には中学生くらいまではそっくりであると
間違えられたほど似ていた姉が
今では姉妹ですらわかないであろう姉がいるのですが
先月あたりに中国へと行きてらてらぴかぴかの
チャイナドレス素材のトートバッグを土産にとくれたのです
アキラックスのトートバッグを外に持ち出せないわ
という意味とは違った意味で
持ち出せるかはわからなかったけれど
それ自体はよかったのですが中国といえば以前
香港返還時にも姉は香港に訪れ私への土産にと
少年がイギリスの国旗を中国の国旗へと塗り替えているという
イラストがプリントされたTシャツをくれ、
あの時くれたあのTシャツ今どこいったんやろ
というと姉が家着として使っているらしく
あの土産はないで、そもそも姉よ外で着れるかい
と問えばもう首伸びてるし
と言われいやいやそういう意味じゃなくて
と言えばもうタイムリーじゃないし
と更に言われ姉よ、土産センス以前に