月別アーカイブ: 2008年3月

ヒューヒューだよ

優しいお客さんに支えられ
成り立っているのだな夢屋は
と深くしみじみと感じ涙目のまま今夜は
今夜はもう飲めませんと夕方までは思っていたのに
夜ってやつは私をどこまでも誘惑し
我慢させてはくれないのだからアン憎い
なんつって体でビート腰をくねらせ
色んな海に港を持つ女と焼鳥で乾杯
ラッキーは今日も私めがけてやってきたのか
隣席の人が漬物盛り合せをくれ
あはんうふん言うては喜んでいただいたけれど
ラッキーも続けばもしかしたら私が
あの類稀な物欲し顔の持ち主ではないかしら
と思えてきたけれどこれからもご好意は
有難く頂戴いたす所存でございます

ピュウ

不純な動機は消え純粋に
取り組み始めていると思っていたのに
イタリア語レッスン中に
イタリア人の先生を飲みに誘い
まだ持っていたのか心理にたまげ
片言でもなんとか伝わったけれど結局のところ
行き違いに気づき気づいた頃にはもう
傍に缶ビールを2、3本転がしていたのですが今夜は
イタリア語のレッスンを一緒に受けているメンズが
お客さんの彼氏だったことが発覚して早2ヶ月
そのカップルと三人でbarゴールデンボールへと飲みに行き
淀川、大和川、道頓堀川に続く新たなる
GBオリジナルカクテル、パナマ運河にやられかけていたその時
GBの豪快なお客さんがその場にいた
全員の飲み代を支払ってくれラッキーそういえば
先日も隣席の方にご馳走してもらった私は立て続けに
ラッキーガールとなったのですが、ううん
さらなるラッキーが目覚めた時
私の隣で待っていたのです

妄想トレイン漂流中

cae20de7.gif

残り香の如く
あいつが置いていったものは自炊
ということで最近
自炊を頻繁にするようになったのですが
なったといえども大雑把
極まりない料理たちですが外では
へべれけるまで飲む酒を自宅では
ほとんど晩酌しなかったのに
自炊するとなぜか飲みたくなり
理由はもしかしたら
自分で作った料理とは少々まずくったって
食べられるから不思議
ということに関係しているとは思いたくありませんがいつか
クイックイタリアンジャパン(通称QiJは焼きトマト料理)を凌ぐ
オリジナル料理が完成すればいいのにナ
と思ってはスーパーで葱買うて

憎みきれないろくでなし

4361c7cc.gif

作る作る言うて
いっこも作らへん
夢屋オリジナルグッズですが
もしかしたら
もうすぐ作るかもしれません、いや
やっぱりまだ宣言せずにおきましょう
また言うてらとはならないように
なんて思っていたせいかお客さんから
ナイスなライターをいただき
デザインはパクりたいくらいに素敵ですが
現在も庄内で営業されている銭湯の
オリジナルライターということで
真似はあかん
という夢家家訓を今までも
守ってきたのですからデザインは自分で考えることにして
タバコを吸うては、にやり
にやりにやついた顔面で
緑の夜の乙女は恥じらうb、
緑の本を乙女は恥じらう49をアップいたしました
今回も宇野亜喜良さんの
イラストレーション素晴らしいあの本から
ココでは珍しくギャグ漫画まで
春の足音が聞こえる5冊を紹介しておりますので
ぜひご覧くださいませ



20日(木・祝)は営業しておりますので
ぜひご来店くださいませ

π

ここ三、四日
腹の底にどす黒く溜まっていた
えも言われぬ不安が突如拭い去られ、
それはいつだって予告などせずにやってくるのだけれど
拭い去ったためのような晴天の中
実家に向かう電車へと乗り込めば
暖かい平日の昼間
電車は心地がよすぎて
座席と身体が一体になったかのよう
眠たいはずなのに眠りはせずしかし
はっきりと目が覚めているわけでもない時間は
私がどこに向かっているのかわからなくさせ
隣りに座る人もその隣の人も向かい合う人も
きっと同じような感覚に揺られているように見え
大きく変化しない街並トレインビュー
春の花はどこかに咲いている

フーテン

昨年のスペイン旅行に持って行った
小バッグの中で探し物をしているとななんと
1万円を発見
探し物は見つからなかったけれど
もうそんなものいらぬわ
と1万円を手に握りしめ万歳のまま
フリークシーン(リンク/FREAK SCENE)にて
欲しかったワンピースとやっぱりラメが好き
フリルラメカーディガンを購入し
今夜は実家でまったりと
と実家に帰ろうとしていると久々
年上のメンズからお誘いがあり
酒の誘いを断るように育てた覚えはない
と父も言うであろうから実家に帰るのは明日にして
お馴染みのスペイン料理店で
ワイングラスに沈む深い赤は
私の情熱だったのではございませんか



今、FREAK SCENEとヘア・サロン夢屋と言えばコレ!!
BEAT MOSAIC!!!

わたし待つわ

視覚で受ける刺激が好きな私は
眠る時以外なるたけ目をつむりたくないのですが
ジャック・バンコランよりも年上であることを知った今
猛スピードですぎるお肌の曲がり角を
見事なハンドルさばきで曲がり切りたくない思いは
日毎増していきますから
化粧水をコットンにしみ込ませたパックは
朝晩かかせすことはできず特に
目のまわりは一番潤ってほしいので
一日中パックをしておきたいくらいで
何のためのパックかなどもう
どうでもよくなってきていますが今まで
仕方なくパックの時だけはコットンに
視界を遮られることを我慢していたのです
それもこれもお肌のことを思ってのことですが視界を奪われると
こんなにも世界はつまらないものだったのかと感じ
こんなにもつまらないのなら
とパックの意味を見いだすことができなくなり
正座している膝はわなわなと震え
水中で息を止めているかの如くすぐに
ぷはぁ、とコットンをはぎ取りはぎ取ってしまえば
世界はこんなにも輝いているのね
と笑顔でパックの意味を知ることもできるのですが
悪循環に苦悩していたある日
見ないふりをしていたって気づかないわけがない腹回りの肉を
放っておいてもどうにもならないと観念し
パック中に腹筋をしてみればあら不思議
視界を遮られていることなどびた一文気にならず
腹筋のみならず背筋からサイドまで
このままベンチプレスも上げかねん勢いだったけれど
パックもしすぎはいけませんから3、4分4、5分くらいですか
腹が顔を盛り上げ
顔を腹を盛り上げ
ちょうどいい頃合いは気持ちまでもを盛り上げ
クックロビン音頭を踊ってしまうのです

馬車馬

確定申告の書類を作るため
夜更かしをしておったのですが
毎日やればいいものを
少々溜め込んでおったので今になって
必死になりなり数字と格闘していると思い出が甦る、そう
夢屋の予約帳は私のスケジュール帳を兼ねさらに
日記というにはお粗末な走り書きも残されていて
あの興奮したライブは去年やったんかぁ
とかあこの店おいしかったナ
とかからどうしても思いだせない予定まで
思い出とともに綴る確定申告
ふり返ってみれば甘い思い出の少なさ
二度と見たくなかった苦い走り書きが
目を突きハートに突き刺さって
やめてケレ、と思わずポーズ