あれは確か一昨年、そう
一昨年の秋だった
つれない素振りを見せるのはいつも秋だった
と一昨年、あちらの国がなんやかんやもめてるとかで行けず
今年の秋に再び予定していたタイ旅行は
旅費よりも燃料サーチャージが上回り
しかたがないとは言え
すっごく損してる気分
ということでぷりぷりして再び断念
タイとは縁がないようなのですが旅行には行きたいので
行き先を考えに考えるのですが
長年にわたるタイへの想いに加え
行けないというスパイスはさらにタイを魅力的にし
ほかの行き先に不満が出
なぜこんなにも高いのかわからない
燃料費に振り回されない国内旅行に
決まりそうで決まらなくて

秋ーオイシイデスネエ
秋ーコーヒーデスネエ
秋ーパーティデスネエ
秋ーイイデスネエ　　

夢屋に来てくださるお客さんから
ドイツの話を聞くことが多々あり
ドイツに興味を持たれている方が多いのだな
と思っているところへドイツパーティーがあるの
と色んな海に港を持つ女の知人から聞き行ぐー
と２つ返事で今夜は新町にあるドイツ料理店へ
ソーセージの手作りかぶり物を頭に
かぶって行こうと思っていたのですが
９月といえどもまだまだ暑いので断念
何もかぶらず行けば私のポジティブな想像覆される光景は
ドイツ人が１人きりだったのですが
来られている皆さんらに
おいしいドイツビールを教えてもらったり
ジャーマンロック＆ジャーマンメタルクイズに参加し
全くわからない４択に２問ほど正解したり
使いどころのないタイトルに書いた
ドイツ語を教えてもらっては
ドイツ人と喜びのダンスを踊り
言葉を越え通じる感覚は数多くあるみたい

昨夜バックダンサーの本番を終え
久しぶりにゆっくりとした休日が過ごせるかと思いきや
まあくんに先日
ユメーコは非牡丹お竜好き？
と聞かれああ、映画の？
と聞き返せば新歌舞伎座で今やってるの
と言われ断ろうとしたのだけれど
日時を聞けば木曜で
木曜といえば定休日
今週といえば予定のない休日ということで
咄嗟の嘘予定も出ず本日初めて
新歌舞伎座を訪れたのですが待ち合わせは１１時
夢屋へ来るよりも早く起き行けば
溢れかえるおばさまたちに驚きつつも
まあくんのお友達が出演されているので楽屋へ
何かで見たことのあるような
ネーム入り暖簾と畳の部屋にワーオとなりなり
なんともいい席は２列目で
川中美幸主演の非牡丹お竜を観劇
しかし連日の寝不足に所々うーとうとしてしまい多分
一番の見せ場であろう牡丹の入れ墨を見せる場面も
気がつけば片腕脱いでいて
なんのこっちゃかわからなかったけれど楽しく観、
終わったので帰ろうとすると
これが新歌舞伎座のシステムですか
と驚きの２部構成は休憩挟んで川中美幸のオンステージがあり
１曲も知らない、いいえ
まさかレインボー日記で川中美幸の名を
書くことがあるとは思いもしませんでしたが
ダンサーがくるくる踊る華やかなステージはカバー曲も多く
衣装も着物からぴっちぴちのミニまで
飽きさせることなく寝ることなく最後には
二輪草っていい曲ね
なんつって終わったのは１６時
思いのほか楽しめたけれど
私以上に楽しめただろう母に譲ればよかったと思いつつ
今、最近言ったライブは何ですか
と聞かれたら川中美幸です
と答える私です

今夜はオージービーフを日本に売りに来ている
オーストラリア人と沖縄女と３人で飲んだのですが
その沖縄女と知り合ってからもう
１５年以上経つので
アレさぁ
と話しかけられても阿吽の呼吸とはいかなくても
ナニを考えているのか
たいがいのことはわかるのです
が先日ななんと
女のメンズの好みだけは
全くもって何ひとつ完璧に把握していない
ということに気づいてしまい
女の恋人全員を見てきたのに
・・・
とまさに今、恋人たちを思い返すことはできても
好みを口にすることはできず先日も
仲良く話しているメンズがおったので
ムフフなんつって半笑いで気をきかし放って帰って
先に寝てやれば叩き起こされ激怒されで
ままさか今さら
友人としてこんなにも致命的なことに気づかされるとは
１５年目の事実に、思わずポーズ

引っ越してから
４ヶ月が経とうとしているというのに
まだ部屋が完全には片づいていないのですが
段ボールが残り１０箱をきり
生活に差し支えない上に
まずまず片づいているので友人を呼んだり
引っ越してひと月なのという顔して
褐色の肌のあの人を呼んだりしているのですが今夜は
ぐ、と私を惹きつけてしかたないイラストを描かれる
フカダエリコさん（リンク／fukada erico.com）の
個展のレセプションパーティーへ
行けばムン、とした色気を放つ
小気味よい小悪魔なレディたちが
キャンバス上で出迎えてくれ
皆を連れて帰りたかったけれど
悩みに悩み夢屋へ一人だけ連れて帰る途中
女の子の三種の神器のひとつと言っても過言ではない
コラーゲンは豚足を平らげ
明日の肌の調子を思うとは笑わずにはいられなくって

どこかで聞いたことのある
言い訳にうんざり顔をアッピール
同じ境遇に引きずりこもうとされたって
くるくるスカートの裾を広げかわしセーフ
あちらを向いて振り上げられた正義にはもう
スタンディングオベーション
だけどこのオトコ
オンナのツボってものを心得てらっしゃる

ゲストで入れる
なんて聞いたもんだから飛び出すは梅田へ
片山ブレイカーズ＆ザロケンローパーティの
ライブはシャングリラへ
夢屋も何かからめたらどうぞ
なんて言われ行ったけれど
付き添い以上仕事絡み未満で
　にこにこする以外いまいち立ち位置がわからぬまま
ライブをエンジョイ、ミナミへと戻り
普段ならばこのまま一人でネオンの街を彷徨うところだけれど
今日はひとりでいたくないの
とガールをハントし
胸の底からわき上がるは煮えたぎるマグマを
ぶつけ倒してすっきりそして、ぐっすり