月別アーカイブ: 2005年11月

少女の日

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先日両親らがカーナビをつけたから
小手調べに旅行に行ってくるぜ
と車で行ける近場の旅行に行ったのですがその時
土産は何がいいんだい
と珍しく聞かれ昔から売れ残ってそうな
変なキーホルダーとかぁ、でもなんでもいいよぉ
と言ったのですが確かに
私の思い描いているものがうまく伝えられたとは
思っていませんでしたが
なんでもいいよとはいいましたがままさか
鮭をくわえている木彫りの熊の、
馬版を土産にするとは
売れ残ってそうなというところは合っているけれど
まぁ、馬やぁ馬モチーフはぁ好きだけどぉ
購入をためらってもよかったんじゃないの
と両親には言えなかったわ
と思いながら定休日の今日は
一日中ギャラリーにいてたわけですが退屈せぬよう読みかけの
夜会服/三島由紀夫やこれがアングラだを持参しておったのですが
いい塩梅で入れ代わり立ち代わりお客さんや友人が来場くださり
ズビズビしたりはたまたズビズビしているうちに
閉館時間が迫り最後に来たハンサムと
明日のことを考えずニンニクにかぶりついたのでありました

女は子宮で考える

今日は予約の具合でギャラリーへは行けなかったのですが
そういえば昨日来てくださったmayumiさんのお子様二人が
二歳と七ヵ月のお子様二人が兎に角かわいい
何がかわいいって私を見ても泣かないところはもちろんのこと
皆にニコニコとしていて元気いっぱいで
ボインを描いている私のイラストを見ては
おっぱいおっぱいと喜び
帰る時もおっぱいバイバイと名残惜しそうにしていて
ボインを放り出した甲斐があったものね
と私もない髭を触りニヤリ
あんな子どもなら欲しいわ、いいえ
彼の子どもが欲しい
と妊娠はしていないけれど出ている腹を触ってはまた、ニヤリ

くう!くう!くう!くう!

本日から始まるグループ展、
「女と色」の搬入のため沖縄女が車で来るというけれど
市内の道がわかりまへん
というので実家近くの駅で待ち合わせ
いつもならお互いの時間のルーズさを褒め讃え合うのですが
今日ばかりは私だけが遅刻しヘコヘコしながら車でギャラリーまで向う中
沸き上がる興奮を沖縄女が作ったテープ、
カーステレオはカセットテープのみが再生可能
ナイステープがさらに盛り上げギャラリーに到着
思っていた以上に搬入に手間取ったものの
オープンにぎりぎり間に合い一番目の来場は母親、
そう私のママンでありました
ママンが来るということでイラストの題名に気を使ったのですが
今回のグループ展、三人とものママが来るという恥ずかしさも持ちながら
夢屋のDMのイラストをいつも描いてくださっている
mayumiさんもお子様を連れて来てくださり
愛子さん(リンク/Mondo)はワインをくださり
くらげバー(リンク/くらげbar)のマスターやPEACOCKのナオさんに
夢屋のお客さんもいらしてくださり本当に感謝の念に堪えません
そして自慢の友人、色んな海に港を持つ女からはお花が届き
彼女はこういうことをやる女なんですいい女なんですヨ
と知らない人に花を持って紹介して回りばたばたと
しかしすでに達成感生まれる初日を終えたのでありました
来てくださった方のパワァを巻込んでの作品、空間に
えも言われぬ気持ちのまま沖縄女、沖縄男と一杯ひっかけに行けば
重なる重なるはハプニング
展示よりも凄まじいハプニングを目の当たりにし最後は
沖縄男がヤクザにどやされるという、
沖縄男が百悪かったのだけれど
酔いは冷めたとしても
展示以上に初日を飾るに相応しい幕開けとなったのでした

なにわ筋ブルース

ハイティーンの頃の夢はCDのジャケットを描く人でした
まだイラストレーターという言葉を知らなかった頃の淡い夢です
そんな思いが消えた頃
私はヘアードレッサーになっていたのですが記憶をたぐり寄せ
ひょんなことから10年振りに絵筆を持ち
グループ展をすることになりました
描いている間、とっても楽しかったのですが
脳と右手は別の生き物だということを思い知らされ唸る毎日
お近くまでお越しの際はぜひご来場くださいませ

「女と色」

染色、写真、イラストと色の違う女三人がおくる展示会

11月8日(火)~13日(日)
15時~22時

初日/18時~
最終日/~19時

minascapes
入場無料

存在す

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人生でニ度目となる
結婚式の二次会へと本日向ったのですが
出かける前に東洋一のファニーガールで
メイク講師を本職とするマッキーが
阿呆なツラ-でふらりやってきたので
私の頭でもセットしてしゃきっとせい
と高くそびえ立つようなヘアーセットをしてもらい行く二次会は
バッファロー吾郎、竹若さん(リンク/元国博覧会)と由美さんの二次会で、
竹若さんは夢屋をオープンさせる前のさらにその前のヘアーサロンから
カットやらパーマにいらしてくださっていて
奥様も何度かカットにいらしてくださったことがあり
ドレスはオーダーメイドなの
と聞いていたので楽しみに向ったのですが二次会とは
どこまでドレスアップをしていけばいいのか、もしくは
どこまで普段着に近くてもいいのか
と随分から悩んでいたのですがやっぱり前者を選びたいわ
だって女の子だもん
と気に入っているワンピースに袖を通し行けば
会場前から普段着もエラ普段着の方々ばかりで少々恥ずかしくなるも
知った芸人さんが多く来られていたので
彼らのオーラに比べれば私などこれくらい着飾ってもまだ足りないわ
と平常心を取り戻し着席するも
ソファの端に座った私はまるでホステスのよう
そういえばこのワンピースは以前
キャバレー、ミス大阪に飲みに行ったときにも着て行き
他のお客さんからわてと踊ってんか
とホステスに間違えられダンスに誘われた時の
ボーイが灰皿を重ねたまま私の目前に置き去った時のワンピースで
また落ちつきなくしているのも束の間
バッファロー吾郎さんの名付け親である
吉田ヒロさんのまゆげボーンの乾杯で始まり
初めての共同作業ではマリオブラザーズの一面をお二人でクリアし
歌やら歌やら挨拶やら大喜利のようなお祝の言葉や
サバンナ八木さんと元モストデンジャラスコンビの村越さんのギャグ対決など
とてもあたたかく笑いの絶えない幸せな会でありました
本当におめでとうございます!

ラメとバラとあいつとわたし

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予約がゆっくりだったので朝も早よから
キッチンの換気扇を掃除し、
基準はわからないけれど
自宅の換気扇は大きくなく
ぼこ、と全てを取り出し洗ったのですが
ずるずるのソレはたいそう掃除しにくくて
できる限り分解し組み立てるとき
果たして元通りになっているのかしら
と不安に思いながら戻せば
ハネが飛出してきやしないか
飛出したハネが首をちょんぎるのではないか
などとどきどきしもってスイッチオン
離れたところから様子を伺い
ハネの無事を確認後掃除を終え
清々しく出勤すれば夢屋の鍵を忘れて出勤
昨日のバッグに忘れてきて痛恨の帰路を急ぐ
さぁ、私はお客さんより早く夢屋へ戻ってくることができたでしょうか

あなたの薔薇の棘に刺されたい

あの人を真似て変えた煙草を喫いながら
ブラックコーヒーに手を伸ばし
陽射しだけが暖かい午後にゆっくりと本を読んだり
無精髭似合う彼の伸びた爪を切ってあげたり
記憶を置き去りにするほど酒を飲んだり、
これは今でもできているわ
ハンサムのあとをこっそりつけたり
どこかでロマンスにぶつかったり
あれもしたいこれもしたい
我慢するのはこれのせい、いいえ
4ヵ月も前から決まっていたのに
今になって慌てふためくわたくしことわたくしめのせいでございます
ああんグループ展が始まるまであと少し

夜のドラマ

マッチをすったのはおいらだけれど
遮二無二燃えたのはお前の勝手
なんてあの男はいうけれど
その炎を見て見ぬふりできないことは
わかっていたでしょ
最後は笑っていい踊りしたい、だって
けれど踊らされたのはわたし
男はいつも悪者よ
わたしの涙も知らんふり
心の燃えかすは夜風の中で一度くすぶって淋しく消えた
遮二無二燃えたのは、わたし