滅多と口にしなくなった牛肉を
網の上にのせたりひっくり返したり
頬張ったりして飲むビールに
夏を暑さを感じては四季の素晴らしさに触れるけれど
今くらいの暑さでじゅうぶんに満足している私は
来月が恐い再来月はもっと恐い
化粧を剥がし腋の下をムン、とさせる来月や再来月に
ときめきのかけらやとびきりのロマンスを
見つけることができるわけないわ
だって私のそばをくっついて離れないのは暑さだけだもの
とご飯も頬張り待てよ
暑さの隙間をかいくぐり見つたときの楽しさてばどうなのねぇどうなの
とビールを飲み干し重石を外した私は
ハントしたボーイと別れ本日発売であろう新刊を購入し
意外で素敵な組み合わせが奏でるメロディを聞きに
頭の上がらないマスターのいるバーへ移動し
そこで知人の博学なレディと偶然会い別のバーへ行き
ナイスサマーを予感させる名前のカクテルを飲み
はっきりとした記憶を持ち帰宅
曖昧じゃない記憶に少し物足りなさを感じて

本当の事なんか言えない
言えばにらまれるなんつって
にらまれるだけですむかしら
とボンクラな私でもようやく気づかされたのは
夢屋同ビル３階Mondo（リンク／Mondo）の愛子さんに
クエスチョンを投げかけてみると即座にアンサーをくださり
にらまれるだけではすまないかもよ
とキキキと微笑まれ
アンサーすべてが痛いところを突かれに突つかれどうやら
愛子さんはいつも何もかもお見通しで尊敬
絶句する何もかも見通せない私は
ナニかひとつくらいぎゃふんと言わせられぬか
と思えど彼女のスカートをめくるくらいしか思い浮かばず実行に移せず
それならばにらまれる前にきゃつの両の目を
この２本の指で力いっぱい押してやったらぎゃふんと言うかしらキキキ
などととととてもじゃないけれどピースサインは動かせない

ほっぺた虫に噛まれてるで
とハンサムに言われ即答で
これはにきびです、いや
おできです
と胸を張って答えても大きな吹出物の存在は決して
揺るぐことはなくこれは
これは７月に催される叶姉妹のディナー＆トークショーに
行くっきゃないな
ムムムこんなもんこさえて行く資格あるかしら
なんて考えていたらソールドアウト、いや
入場料を渋っているうちにもうソールドアウト
アメリカの空気を吸うだけで高く飛べると思ってたのかなぁみたく
彼女らを見るだけで美しくなれると思ってたのかな
なんて考えながらとりあえず
渋った入場料分で化粧品買お

結婚式の二次会のお洋服買わなきゃ
と前々から思ってはいたのですが
気づけば二次会も来週に迫り
迫っているというのに行動を起こしておらず
そうだ京都に行こう
と思い飛び出せば外は、雨
この真っ赤な傘は相合傘で京都を行くのも悪くないわね
一句詠めるかも
なんつって口ではそう言いつつも足は阿倍野へ向き
映画を鑑賞し大雨の中
久しぶりのジャンジャン横丁まで歩けば
ベルボトムの裾はびちゃびちゃに濡れ
はじめはそれが気持ち悪かったけれど
濡れれば濡れるほど楽しくなってきて
自分のものとは思えぬ重い膝下を持ち持ち
串かつを頬張ってスマートボールに興じ早い時間に帰宅
休日は早く帰宅するに限ります

予約のお客さんが来ないわ
なんて思っていたらどうやら私
勘違いをしていたようで今日の予約は明日
つまり今日だと思っていた予約は明日の同じ時刻で
そうかそうかと頭を小突いたりしていたら
朝食を食べていなかったことを思い出し
夢屋付近のカフェーへランチを食べに行けば
晴天この上なく気持ちよさもこの上ない
ランチを注文した直後に
昨夜のアルコールは揺さぶる程度の
程よい酔いを与えてくれたわ
と生唾を飲込めば昨日だかいつのだかはわからない
アルコールの味が口中に広がり
一杯くらい飲んでもええんちゃうか
仕事中はダメよ
といけない心の住人たちを必死で説得しておるところへ
夢屋からが転送電話鳴り出ると
夕方の予約が次々とキャンセルされ
ついでにヘルメットの長男らとの今夜の晩餐もキャンセルになり
休日とは別に突然休日となった今日へ
心の住人たち全員一致で白ワインを注文、乾杯
昼に飲むアルコールは夜以上に体をほてらせ
読みかけのミステリがそれをさらに煽る
嬉し悲し、思わずポーズ

ヘア・サロン夢屋もある
東心斎橋のことをもっと知りたい私は
東心斎橋にある店にもっと行きたいと常日頃から思いを馳せ
行ってもいるのですが６年目を迎える今年でも
まだまだ知らないところが多く本日もまた
もっと知りたいわーなんて思っているところへ
くらげbar（リンク／くらげbar）のマスターが
蟻月ていうもつ鍋屋できたの知ってる？
と言いながらカットにいらしてくださり
できたとは聞いてましたが場所などさっぱりわかりません
ということで南小学校の北側にあることだけを頼りに
けれど多分わかるであろうと
行ってみることにしたのですがどうやら
人気の店だそうで予約せねば入れないかもしれない
とも聞いていたのですが運よくというかきっと
ワールドカップのおかげで入ることができ
接客業に勤しむ者二人でにんにくたっぷりの白もつ鍋をいただき
夏でも食べられる鍋ですね
なんつってビールすすみくらげbarに移動してまさか
全部見るとは思いもしなかった日本の初戦を観戦したのでありました

昨夜は早く帰宅して、
と言ってももう２１時を過ぎていたけれど
最近はまっている冷たいおうどんを自炊して、
黒門市場のうどん屋のパクりだけど
何かが足りひんなぁと独り言を言って、
足りないものはもうわかってるくせに
嗚呼一緒に食事する人やわとまたひとりごちて、
寂しいふりなどしてみたり
という私の日常に警告のベルを鳴らすごとく着信
東洋一のファニーガール、マキオから電話があり
おうどんに後ろ髪ひかれながらも
酒の誘いを断るとは女がすたる
といつもの居酒屋へ行き２、３時間で帰る
と宣言しておったのにひょい、と外に目をやれば
陽が今にも昇り出そうとしているので
太陽と目が合わないよう半目で急いで帰宅したのだけれど
完全なる宿酔い
完璧主義者とは程遠いぐうたらな私に唯一
付けることのできる肩書きは完璧な宿酔い以外ないというほど完璧で翌日
酒を飲んだ翌日は無性に読んだことのない漫画を読みたくなる私は普段
オール読み切りの月刊誌などを購入するのですが
本日は運よく胸キュン少女漫画をみつけては
情報を交換しているお客さんがいらしてくださり教えてくださり
ホタルノヒカリ／ひうらさとるを全巻購入
読破すればガラスの仮面／美内すずえの真澄様にも似た登場人物それは
高野部長にきゅんきゅん鳴く胸を抑えられず
けれど美容のことを考えて２時までに就寝