月別アーカイブ: 2008年10月

Piscina

唯一、社会と夢屋とを繋ぐ命綱である
カジカジH冬号の撮影のため早起きし
夢屋へとやってきたのですが雨
夢屋でヘアーを仕上げてからのスタジオ撮影だったので
雨ほどヘアーを乱すものはない上に
蒸し暑さは今日のモデルである
すこぶる発汗する色んな海に港を持つ女を蒸しに蒸すけれど
今日の撮影テーマは
疑似成人式ということで
アップスタイルのパーティーヘアーはどうにかなりそれよりも
二十歳をじゅうぶんに過ぎたお年頃の
モデルで挑むことの方が心配になってきて
もうひとりのメンズのモデルである毒油蝉のお髭を
これ以上老けて見えさすことはできぬ
と剃りたかったあご髭を剃ることできぬままスタジオへ
スタイリストの方が用意してくれた
イカした衣装はドレス&スーツに着替え終える二人を見ると
歌謡ショーといったエレガントな雰囲気で
とっても素敵だけれど
他のサロンのモデルらと並ぶと完璧に保護者であり
さらに毒油蝉を見ていると夢屋サイト内
ザ・ヘアースタイルページの布施明をイメージしたヘアーが
用意された衣装との塩梅で宮史郎に見えてきて
やっぱりあご髭を剃らなくてよかった
とほ、とし女のみちを口ずさみ飲む今夜のビールのうまさったら


カジカジH冬号は
11月下旬発売だと思いますので
書店などで見かけた際はぜひ
ご覧になってくださいませ

漸く

年中まあまあ読書をしているのですが
少女の頃の名残か
夏の課題図書が
特に夏場が意欲的だけれど
読書の秋
なんて耳にすると公園でほげー、と読書したくなり
日帰りでまだ見ぬ中野ブロードウェイへ行こうかしら
と準備から気合いを入れようとしたのですがおねぼうさん
ウインク、ベロを出して頭を小突いては
初めて訪れる蒼月書房
野坂昭如の童話やら漫画やらを購入し
日本橋をぶーらぶらしていたらもうこんな時間
秋は読書から食欲へと変わり今夜は自宅でモツ鍋を

磯野家の秘密

月曜の夜といえば習い事
ということで今日も行くイタリア語レッスンは
いつもの先生ではなく2度目の先生だったのですが
いつもの先生のレッスンももちろん楽しいのだけれど
この先生がとっても私どうやらお気に入りで
その理由とは
ちょいちょい日本のアニメの話を入れてくるからなのですが
うる星やつら、あしたのジョー、キャッツアイ、
北斗の拳、ヤッターマンなど好みが合うものが多く
ロボットものに関しては名前すら聞いたことのない
アニメまで知っていて盛り上がる今夜は
オープニング&エンディングソングが日本とは違う
とiPodを引っぱり出し聞かせてくれるけれど
日本の曲は暗いといってなかなか明るい
イタリア語版あしたのジョーにはやはり寺山修司の詞を歌う
尾藤イサオがいいワァ
と思ってもイタリア語でそれを伝えるのは難しく
特有の笑顔で誤摩化し
遊び心から上達の近道を探して

Congratulazioni!!!

中央区から出たことがないよね私たち
なんて言いもって雨の中行く福島区は
想像だけで選ぶ私の住みたい街1位2位を争う街で
降り立つのは4度目くらいだけれど
想像通りのいい雰囲気で
引っ越しの荷もまだ全てほどけていないことだし
今すぐにでも引っ越したいところ、でも
そうはいかないのは
夢屋から遠いという理由だけではもちろんなく
とぼとぼ着いたお友達の見たこともないゴージャスなお家で
お鍋をいただきどこかの部屋で沸いているのかというほど
お酒をいただけば
年中めでたい私がさらに
おめでたいところまで押し上がり
自宅に戻ってからも押し上げられて

ポテトチップスと泣く

右膝が痛むので
古傷がうずくぜ
と思ったのですが
私の思い出箱をひっくり返しても
右膝を痛めた思い出など
どこにも見当たらず
雨のせいだな
とお空を見上げても
ひと粒の雨どころか
晴天は彼方まで続いていて
残念ながら
体にボロが出てきただけで

もうちょっと

折角、治りかけた喉風邪を
ぶり返すことになった理由は
昨夜の自分の行動を思い返せば安易に
目の前を通りすぎる仔猫ちゃんにも
わかりきったことではあるのですが
病んでいるのは喉だけだったので
ガリアーノと二人ハンバーグを作ろう
とまたしても休日の夕飯にハンバーグが選ばれたのだけれど
どこでどうなったのか
餃子を作ることになり
餃子を作るならば二人は少なかろう
と色んな海に港を持つ女を呼び
タネを詰め詰めハスキーボイスでもてなせば
酒やけしてるとしか思われなくてこんちくしょう

めんごでやんす

様々なアドヴァイスのおかげで
体はぴんぴんになったのですがやはり喉
痛みはとれたといえども声が波打っていて変
でも変な声で話すのはちょと楽しいナ
なんつってると何やら梅田に新しいビルができたそうで
カナさん(リンク/fete du chocolat)に誘われ
ブリーゼブリーゼのレセプションパーティへ
その前に東洋一のファニーガールである
マッキーと待ち合わせティーなどすすり
くだらない話を喜んでしてはカナさんらとの待ち合わせ場所へ
向かうけれどブリーゼブリーゼへ入るためには
行列行列また行列で
待たせることはあっても
待つであるとか並ぶであるとかが苦手な私らは
もう帰りたくなって電話をするとカナさんらもまだ外にいて
サルバトーレの店でイタリア料理を食べよう
と落ち合えば私らの横を通る人
なんとなく見たことのある人物とすれ違えば
ななんと沖縄女でこのあと難波で会う約束をしていたのでさらに驚
別れカナさん、あらたさん(ブログリンク/カフェと雑貨の日々。)
chieさん(リンク/moderncafe 2001)、カズヨさんらと
イタリア料理を赤ワインで頬張っておれば
沖縄女と会う時間迫り結局
レセプションに行くことなく沖縄女と地下鉄に乗り込み
ハプニングを再び驚き合いふ、と顔を上げるとそこは中津駅
逆方面の電車に乗るだなんてモーレツ
やーねーなんつってすぐさま乗り換えあの人をね
と女に言えばああ、中津さんのこと
と言われそれさっき降りた駅名やん
と全然違う名前の人のことだったのに
そのまま口に出す女を見ては15年以上経つ
女とのつき合いの中で本当に初めて無意識のうちに
阿呆…
と呟いていたのでした