あれは確か先月、12月
毎週月曜のイタリア語レッスンでのこと
イタリア語の先生、ジュリオが
ばんじーじゃんぷ ヤッテミタイ ナ
と言い私と、一緒にレッスンを受けているシニチロウ君とが
口々にSi,Siやってみたいと言ったことから
本当にバンジージャンプへ行くこととなった本日
残念ながら関西にはなかったので
岡山県にある鷲羽山ハイランドへ
昨夜は興奮してあまり眠れなかったという
シニチロウ君の運転で行く中
朝食のような昼食のような兎に角
食事を取ることになったのだけれど皆
初めてだったため
満腹で挑むのはよくないのでは
の不安があり2時間以上前に食事を
かけそばを食べる私といえば
メンズ2人とのジャンプにそこは頼ることができないであろう
ともしかしておもらししてしまっても大丈夫なように
とサルエルパンツで来、万全の準備と思う反面
わたしってやつはてんで平気なのではないかしら
というどっから来たのかその自信も持ち併せていて
1番にぴょいと飛んで2人をビビらせてやろう
なんつってヒヒヒと三日月目で笑っている間に
美しい瀬戸内海と島々そして瀬戸大橋を見渡せる
鷲羽山ハイランドに到着したのでありました
*
イタリア語でもバンジージャンプはバンジージャンプと言うそうです
*
着いた鷲羽山ハイランドのもうひとつの名前それは
ブラジリアンパークという肩書きにふさわしく
入園まえからサンバのリズムが聞こえていて
ちょうど入口前広場で始まったビンゴ大会はお馴染み
ブラジルのサンバチームが司会で
響き渡るマイクのエコーと片言の日本語で
ほとんど何を言っているのかわからない司会者が
ジュリオを見つけハグしに来たのを見ていると
ハグとは外国人だけに許された儀式なんだなぁ
とお辞儀生まれ正座育ちの私は改めて思いました
*
ブラジリアンパーク鷲羽山ハイランドのサイト内に
キャラクターというページがありそこでも
ミッキーミニー的なチューピー&チューリーよりも全面に
サンバチームが紹介されています
*
サッソク じゃんぷ スルカイ
と笑顔で言う無邪気なジュリオだけど
1番に飛ぶなんて言ったものだから
景気付けにあっちからやりましょう
と60mのフリーフォールへと誘い
バンジーに比べたらたいした事ないやい
と思っていたけれど思いのほか高く上りそして
速く下りるマシーンに、いいえ
所詮マシーンで作られた恐怖など
エンターテイメントであり安全極まりない代物だ
と自分に言い聞かせつつ威勢のよい短い悲鳴をもらして
*
海が近いせいか1月だからか
吹きすさぶ風、極寒の中
時折軽く揺れる階段を上り着いた地上30mは
下から見上げていた時よりも遥か高く
もう飛ぶ飛べないとかではなく
なんとも言えない気持ち、なんだったか
アメリカからやってきたのはピザで
イタリアからやってきたのはピッツァだナァ
とかどうでもいいことを考えるばかりだったけれど
ちょうど私の2コ前の女の子が飛べず
制限時間10分が過ぎリタイアしたことを見て
ためらったら最後、絶対に飛ぶことできないのね
と思えどもまだ現実味を持てなくって
*
こんな番組があるということは
ムーヴメントがもうそこまでやって来ているのだろうか
*
10年くらい前のファッションをした
モーレツセクシーな女性を連れた
私の前のとんでもなくイカつい中年男性は
見た目を裏切ることなく動揺ひとつ見せず静かに
下から見守るその女性めがけて飛び出していきました
*
いよいよやってきた私の番
錆が目立つジャンプ台にどうしても不安煽られ
係りの女性が慣れた手つきで準備をしていくことに
慣れというものがどれほど恐ろしいことか知っていますか
と問いたくなるのをぐっ、と我慢して
大丈夫でしょうか
と問えば大丈夫ですよ
とお返事もらったのですが
私の大丈夫はこのゴム丈夫ですか
の意味であり背中を押してくれる
そんな優しいお返事を期待しての
ありきたりな大丈夫ではないのだけれどと彼女を見つめるも
もう信用するしかない
これほどまでにナニかを信じたことなどない
というくらいにこのゴムを信用し
今まで好きになったメンズのことを
これくらい信じることできたら
違った人生送っていたのかナ
と生唾ひとつ飲み込んで夢子、いきます
*
*
*
バンジージャンプとは落ちるものだとお思いでしょう
私だっていまだにそうだと思っています
だけど足から落ちてはいけないバンジーは
前に倒れ飛ぶんです
だから足が離れるあの時あの瞬間だけは
きっと、飛んでいたのです
*
想像以上に早く1ためらいくらい(30秒未満?)で飛べたのですが
やはりテンパっていたようで係りの女性のかけ声
3 2 1バンジーの
ジーくらいで飛び出すのがベストジャンプなのに
1ですぐさま飛び出してしまい
でもそんなことも気にならない
上がり下がりをびょんびょんすれば
自分の体から出たとは思えない音のような声で
どこかに行っていた意識が戻り
下から見ている人たちが拍手で迎えてくれる中
胸のどきどきを高らかに鳴らしながらの終了
続いてジュリオ、シニチロウ君
ともに下から見ている限り
全くためらうことなくジャンプ
ジュリオといえば絶対にマンマミーアて言う
と思っていたのにずっとコワイコワーイコワーイ
と日本語を言っていたので
随分余裕があるのねとさえ思うほどでした
*
まだ興奮したままで
寒さすら一切感じずにいる私へ送られる熱視線
その先には小学生の女の子がいて
ねぇ恐かった?
と聞かれたのではにかみながら
ウンお姉ちゃん凄く恐かったよ
だけどね、あんたもいつか大人になる日がくるんだ
だからあんたも今から飛んできな
なんてことを口走ったせいか
女の子は母親の元へと走って戻っていきました
*
ちょっとゆっくりしたい
と温かい飲み物を買い
ひと息ついてからの感想が3人とも
爽快のひと言に尽き
本当に清々しくやりきった気持ちで
次回は群馬県みなかみバンジー
そして行く末はスイスかマカオと
世界へ飛び出す予定です
トイレの案内もブラジリアン!毎週月曜のイタリア語レッスンでのこと
イタリア語の先生、ジュリオが
ばんじーじゃんぷ ヤッテミタイ ナ
と言い私と、一緒にレッスンを受けているシニチロウ君とが
口々にSi,Siやってみたいと言ったことから
本当にバンジージャンプへ行くこととなった本日
残念ながら関西にはなかったので
岡山県にある鷲羽山ハイランドへ
昨夜は興奮してあまり眠れなかったという
シニチロウ君の運転で行く中
朝食のような昼食のような兎に角
食事を取ることになったのだけれど皆
初めてだったため
満腹で挑むのはよくないのでは
の不安があり2時間以上前に食事を
かけそばを食べる私といえば
メンズ2人とのジャンプにそこは頼ることができないであろう
ともしかしておもらししてしまっても大丈夫なように
とサルエルパンツで来、万全の準備と思う反面
わたしってやつはてんで平気なのではないかしら
というどっから来たのかその自信も持ち併せていて
1番にぴょいと飛んで2人をビビらせてやろう
なんつってヒヒヒと三日月目で笑っている間に
美しい瀬戸内海と島々そして瀬戸大橋を見渡せる
鷲羽山ハイランドに到着したのでありました
*
イタリア語でもバンジージャンプはバンジージャンプと言うそうです
*
着いた鷲羽山ハイランドのもうひとつの名前それは
ブラジリアンパークという肩書きにふさわしく
入園まえからサンバのリズムが聞こえていて
ちょうど入口前広場で始まったビンゴ大会はお馴染み
ブラジルのサンバチームが司会で
響き渡るマイクのエコーと片言の日本語で
ほとんど何を言っているのかわからない司会者が
ジュリオを見つけハグしに来たのを見ていると
ハグとは外国人だけに許された儀式なんだなぁ
とお辞儀生まれ正座育ちの私は改めて思いました
*
ブラジリアンパーク鷲羽山ハイランドのサイト内に
キャラクターというページがありそこでも
ミッキーミニー的なチューピー&チューリーよりも全面に
サンバチームが紹介されています
*
サッソク じゃんぷ スルカイ
と笑顔で言う無邪気なジュリオだけど
1番に飛ぶなんて言ったものだから
景気付けにあっちからやりましょう
と60mのフリーフォールへと誘い
バンジーに比べたらたいした事ないやい
と思っていたけれど思いのほか高く上りそして
速く下りるマシーンに、いいえ
所詮マシーンで作られた恐怖など
エンターテイメントであり安全極まりない代物だ
と自分に言い聞かせつつ威勢のよい短い悲鳴をもらして
*
海が近いせいか1月だからか
吹きすさぶ風、極寒の中
時折軽く揺れる階段を上り着いた地上30mは
下から見上げていた時よりも遥か高く
もう飛ぶ飛べないとかではなく
なんとも言えない気持ち、なんだったか
アメリカからやってきたのはピザで
イタリアからやってきたのはピッツァだナァ
とかどうでもいいことを考えるばかりだったけれど
ちょうど私の2コ前の女の子が飛べず
制限時間10分が過ぎリタイアしたことを見て
ためらったら最後、絶対に飛ぶことできないのね
と思えどもまだ現実味を持てなくって
*
こんな番組があるということは
ムーヴメントがもうそこまでやって来ているのだろうか
*
10年くらい前のファッションをした
モーレツセクシーな女性を連れた
私の前のとんでもなくイカつい中年男性は
見た目を裏切ることなく動揺ひとつ見せず静かに
下から見守るその女性めがけて飛び出していきました
*
いよいよやってきた私の番
錆が目立つジャンプ台にどうしても不安煽られ
係りの女性が慣れた手つきで準備をしていくことに
慣れというものがどれほど恐ろしいことか知っていますか
と問いたくなるのをぐっ、と我慢して
大丈夫でしょうか
と問えば大丈夫ですよ
とお返事もらったのですが
私の大丈夫はこのゴム丈夫ですか
の意味であり背中を押してくれる
そんな優しいお返事を期待しての
ありきたりな大丈夫ではないのだけれどと彼女を見つめるも
もう信用するしかない
これほどまでにナニかを信じたことなどない
というくらいにこのゴムを信用し
今まで好きになったメンズのことを
これくらい信じることできたら
違った人生送っていたのかナ
と生唾ひとつ飲み込んで夢子、いきます
*
*
*
バンジージャンプとは落ちるものだとお思いでしょう
私だっていまだにそうだと思っています
だけど足から落ちてはいけないバンジーは
前に倒れ飛ぶんです
だから足が離れるあの時あの瞬間だけは
きっと、飛んでいたのです
*
想像以上に早く1ためらいくらい(30秒未満?)で飛べたのですが
やはりテンパっていたようで係りの女性のかけ声
3 2 1バンジーの
ジーくらいで飛び出すのがベストジャンプなのに
1ですぐさま飛び出してしまい
でもそんなことも気にならない
上がり下がりをびょんびょんすれば
自分の体から出たとは思えない音のような声で
どこかに行っていた意識が戻り
下から見ている人たちが拍手で迎えてくれる中
胸のどきどきを高らかに鳴らしながらの終了
続いてジュリオ、シニチロウ君
ともに下から見ている限り
全くためらうことなくジャンプ
ジュリオといえば絶対にマンマミーアて言う
と思っていたのにずっとコワイコワーイコワーイ
と日本語を言っていたので
随分余裕があるのねとさえ思うほどでした
*
まだ興奮したままで
寒さすら一切感じずにいる私へ送られる熱視線
その先には小学生の女の子がいて
ねぇ恐かった?
と聞かれたのではにかみながら
ウンお姉ちゃん凄く恐かったよ
だけどね、あんたもいつか大人になる日がくるんだ
だからあんたも今から飛んできな
なんてことを口走ったせいか
女の子は母親の元へと走って戻っていきました
*
ちょっとゆっくりしたい
と温かい飲み物を買い
ひと息ついてからの感想が3人とも
爽快のひと言に尽き
本当に清々しくやりきった気持ちで
次回は群馬県みなかみバンジー
そして行く末はスイスかマカオと
世界へ飛び出す予定です
*
*
わかりやすいかと思い
ジュリオの発言を片言で書き記しましたが
彼は驚くほど日本語がベラベラです
SECRET: 0
PASS:
高所恐怖症の私には絶対無理。夢子さんすごい。
SECRET: 0
PASS:
後ろ向きで飛ぶ、なんて飛び方もありましたヨ~
恐かったですが、いや、でも、なんか、ほんと、凄かったです
http://www.kerchoonz.com/user/huyuanqin/blogs
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