その人と一緒に行くと難波高島屋で催されている
タイムスリップ大阪万博展に無料で入れる
とのことで休日が同じその人、
その人とはコズミックスジャパンとの現地での集合に向う中
初老の夫婦を追い抜こうとした時
万博展行こか
なんて話しているのを耳にし
老いも若きも皆、高島屋を目指すのね
あとでお会いしましょ
と心の中で夫婦に微笑みいざ、EXPO７０とその時代へ
久しぶりに着た真っ赤なコートが派手すぎないかしら
と少々気にしながら展示を楽しんでいるところへ
ちみたちは当時のファッションそのままだね
と知らないおじ様に話しかけられ顔をよく見れば
あ、ごきブラに出てた人
そう、そのおじ様はごきげんブランニューに出演されていた
この展覧会にも氏の持ち物が多く展示されている
万博グッズ蒐集家であり
大阪は池田で万博ミュージアムをテレビで見た限り
自宅で展示公開されている白井達郎氏で
時間はあるかな
と聞かれはいなんぼでも
とあとを追えば色々と説明してくださり特に
地下鉄が短期間でこれだけできたのだよ６４km
など交通の話を中心にしてくださり
名刺を交換すればEXPOカフェ計画中とのことで
こりゃ楽しみが増えたとズビズビしておれば
昨年いただいた8ミリで撮影した
万博の映像があることを伝え忘れたわ
なんて思いながらセール中の高島屋で手袋を購入し
キングなコングの映画を観るというコズミックスジャパンと別れ
新年初めてとなる大型書店へ
本と女の子／近代ナリコと淑女のエチケット／五月女ケイ子を購入しようと
レジに並んでいるとレジ横に平積みされている本が目に入り手にとれば
３P（トリオリズム）／叶恭子・著
帯を読んでいる間に私の順番が来たので２册を差し出すと
その本はどうされますかと店員に聞かれ
嗚呼これは結構ですと一度は答えたのですが
やっぱりこれもください
とトリオリズムも購入
だってこんなん読みたいやん、興味あるもん
レジ横にあったらそんなん買ってまうやん
と恭子さんのことは元々好きだけどなぜか自身に言い訳しつつも
今年に入って全く活字を読む気になれなかったけれど
この一冊が私に活字を取り戻してくれたのだわ
と思い喜ぶ反面まだ読んではいないけれど
これが新年の一冊目、始まりと思うとちょっぴり不安
＊
＊
本と女の子―おもいでの１９６０－７０年代
淑女のエチケット
トリオリズム―３Ｐ