２年目にして訪れた、春 | 夢子のレインボー日記

引っ越してからひと月が経とうとしているのに
でんでん部屋が片づきまへん
とひとり言を言い
引っ越してからひと月目にしてようやく
私の家で一番場所を取っているのは紙媒体それは本の類、そう
新しい本棚を買わねばならぬと気づき
このひと月どこを片づけていたのかしら
と自問自答していたらもうこんな時間
今夜は私のアイドルとGBのまあくんと三人で天ぷら食べて
昨夜に続いて脂っこいもんを食べたけれど
隣に座るアイドルの笑顔の中でぴかる八重歯を見たら
全て綺麗に消化され夢見心地で岐路を急ぐと
東京出身の友達に飲みに誘われ
僕は誰からも必要とされていないのです
といった悩みごとをぶつけられ
どうやらかなり落ち込んでいるようだけれど
彼もすでに飲んでいて兎に角ダメなんすよ僕
と繰り返すので持て余し
今はタメ口で喋ってもらえませんか
と標準語にフェティシズムを感じてみたり

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