始まりは何気ないことだった
しかし意識をしてしまえば
よく見かけるようになりそのまま坂道、いいえ
平らな道でも猛スピードで転がるほどにぞっこん
ハートに突き刺さった矢はもう抜くことなんてできない
一日中考えるのはあのヒトのことばかり
週に1度しか見つめられないことがもどかしく
大好きな牛乳を飲むこともできなくなる
遠くからでもわかるあのヒトのほうれい線を想ってわたしは
わたしの唇の端を優しくなでた
ああんこんなにも愛おしい彼に触れるはおろか
会うことすらできない
なぜなら、彼はブラウン管の中だから
私の家のテレビはまだブラウン管
ということ言いたいわけではなく、私
生まれて初めてフアンクラブに入会したんです
しかし意識をしてしまえば
よく見かけるようになりそのまま坂道、いいえ
平らな道でも猛スピードで転がるほどにぞっこん
ハートに突き刺さった矢はもう抜くことなんてできない
一日中考えるのはあのヒトのことばかり
週に1度しか見つめられないことがもどかしく
大好きな牛乳を飲むこともできなくなる
遠くからでもわかるあのヒトのほうれい線を想ってわたしは
わたしの唇の端を優しくなでた
ああんこんなにも愛おしい彼に触れるはおろか
会うことすらできない
なぜなら、彼はブラウン管の中だから
私の家のテレビはまだブラウン管
ということ言いたいわけではなく、私
生まれて初めてフアンクラブに入会したんです