カテゴリー別アーカイブ: 二枚舌

逢えない夜を涙でうめて

とれにくいなおっかしなぁ
と思いつつ2週間ほど使っていたクレンジングが
洗顔料だったことに気づいた本日
夏はまちがいを起こしやすい季節ですね
そんなところに色んな海に港を持つ女から
悲しいお知らせと題されたメールが届き
私たちのスペイン旅行中
ロナウジーニョ、アウェー戦
と書かれていたのでほんま残念やねー
とサッカーに全く興味がないので棒読みで返せば
この2週間を取り戻すかのようにみるみるうちに
肌の調子が出てきたみたい

神の左上悪魔の右上

左上には何があるのか
あいつから見る右上はあたいの左上
あいつが右上を見る度につられて左上を見るあたい
あたいから見える左上には何も存在しないけれど
あいつから見える右上には何が存在しているのか
答えは見つからないままあいつは去った
もう二度と会う日は来ないかもしれない
右上には、何があるのか

シュミレーション

あの人に会っても
あこに飲みに行っても
皆が口にするのはある人物の名前
それはもう通りすがりの人たちでさえ
口にしているような気がして
幻聴にも悩まされ始め
男、ああぁ男なのか
何ぃ女、女なのか
と性別すら判断できぬまま
頭ン中で反芻される謎の名前はもう
爆発寸前までキていたのにいつしか
それは甘い響きへと姿を変えた、その日
本人登場で初のご対面
ままさかのシーンに遭遇したわたしは知らぬ間に深い
深い眠りについていた
その寝顔は微笑んでいるようにも見えたという

坂町で石鹸香る刻

図書カード使ったるで
と右手にママにもらった図書カードを振り上げ
本屋へと向かったのですがお目当ての高額な本は品切れで
新刊を4冊ほど図書カードを使わず購入し
一年の大半を生魚を食べて過ごしている私は今夜も例にもれず
色んな海に港を持つ女と寿司屋へ
遅れて蝉を愛する男と交際を始めた女もやって来たのですが
目覚ましの音はせみの声
iPodにもセミの声
部屋のBGMだって蝉の声、声
休日は蝉採りに出かけるその男の話を聞いては
胸のどこかで音が鳴る
人の男に胸が鳴くなんて
私ゃそこまで落ちぶれちゃいないぜ
とその音をぎゃん、と片手で握りつぶして

過去が戦車でやってくる

おっかしおっかしいわぁ
と口をついてまで出るこの頃
私の予想なんて
的外れもいいところだったのにこの頃では
次々と思ったことが現実に起こりうるという
超常現象起こり全く
落ち込むことではないのだけれどかといって
万歳するほど楽しいことでもないので
こ、これはこここらで一発
どどどどでかいことでも
極悪面で想像してみるべきか否か
考えるまでもなく

男の子の不思議

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あか、アカ、赤いフリルシャツは
何かのメッセージを込めて
着られたものではなく
ただの偶然で
だけど偶然が重なり重なると
ナニかに突き動かされているような
気がするというのだから不思議
女の子って不思議

妄想トレイン幽閉中

鮮明に思い出されるあの白い肌が
目の前に現れても
触れることがためらわれる
容易な部分に触れたら最後
その奥に手が届かなくなることを知っているから
今だけは臆病に
まだ触れるのは思い出の中でだけ

フィアンセ

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終わった夏の出来事に再び
遭遇するなんて最悪を通り越し
お目目はくらくら一瞬
あの日の暑さに襲われた気さえするけれど
半端なく揺れる胸を
抑えてくれたのはあの人の声
あの日には帰りたくないけれど、でも